食事付きソロライブ

昨日の飯付きライブ、大入り大感謝!
やっぱりタダ飯がつくとみんな来てくれるな〜なんてね。
ゆるやかに二日前から準備していた料理の方は、レシピを紹介するとあまりに膨大になってしまうので、出した料理のことだけ簡単に。


ミックススパイスと大蒜、香味野菜のすり下ろしを丸鶏の表面になすりつけ手でよく揉み、腹腔の内側に塩、サルチャ(トマトペースト)などを摺りこんでおく。
大きい方の鶏の中には干し椎茸とデーツ(干し柿のような甘みのナツメヤシ)をスパイスと塩で味付けたものを詰めて、
小さい方の鶏の中には干し椎茸とアムチュール(酸味のある梅干しのような味わいの豆ペースト)と甘い富士柿を刻んで詰めておく。
ライブ開演とともに、鋳鉄鍋にオリーブ油、大蒜とミックススパイスと玉葱を温め鶏を二羽とも入れて蓋をして弱火。ライブが2部とも終わった時間にちょうど出来上がるように計算しておいた。


皮付き骨付き羊肉を常温解凍して血と脂をよく水洗いし、
ミックススパイスと香味野菜のすりおろしなどでマリネしてパックして寝かせる。
干し椎茸や果物の切れ端、スパイスとハーブと追加、押し麦とゆずの皮を散らして隠し味にスコッチを少量。
圧力鍋で強火、噴いたら弱火で25分して火から下ろして別室の段ボール箱の中に鍋ごと入れてさらに保温調理しておく。


甘くないバナナの粉に熱湯を入れてよく練って(これが大変だった)アフリカのお餅のような食感のフーフーを作る。羊に合わせる。


肉と鍋だけで10kgを軽く超え、移動が一番大変でした。楽器も重いし。
それに味覚なんて人それぞれだし、自分には美味いけど他所様に美味しいとは限らない、
と常々思っていたので、戦々恐々。
そしたら骨までしゃぶりつくされて光栄。
これが主に僕が週末に食べている普通の食事です。


音楽は、またも発見の一夜でした。
またどこかで誰かのために料理ができたらなあ、と思っています。
バーイッシーに感謝を込めて。