『未知の知-新年の宴-』

《LIVE》・山崎昭典・バクウォンズ・BOILERZ
若い音楽好きの友人濱田くんの企画で出演。会場は馴染みのヌオー。
この日は初めてのセッティング、ステレオの真空管マイクプリを用意し、2本のマイクは自分でコントロール、1本はベルの上、もう1本は抜いた4番抜き差し管あたり。
もう1本のマイクはボーカルくらいのセッティングにして口元へ。3本のマイクに囲まれた感じ。
しょっぱなは山崎さん。丹後の方から雪を越えてやってきたそう。アコギと少しのディレイやサンプラーでミニマルで美しい世界。
次のバクウォンズ、前回のムジカジャポニカでのライブが衝撃的だった、やはり今宵も土人のような扮装化粧。
ウォンさん、いきなりバナナを取り出す。ああ。歌う、踊る、語る、食べる。ちょっと説明できない、これは見ないと。
僕自身の音楽性とは全く違う、そして本当に面白くて楽しく、素晴らしい音楽だと思う。
ちょっと大阪以外で生まれることが、想像できない。アフリカなどの昔の地域の大衆音楽にも似た感触。
大おすすめです、バクウォンズ。
続いた我ら。ワタンベは店のドラムセット。僕はマイクに囲まれてあまり身動きがとれない。
自分たちの演奏というのは、完成形があまりにも無いので、自分たちで、よかったとか悪かったとか、言えることがない。
ただ終わった後、一番最初に耳にしたのは真横で見ていたバクがあげた奇声だった。良かったらしい。
見ていた人が喜んでいたから、多分良かったのだろうと思う。
(別に自分たちで悪かったと思っていたわけじゃない、本当に自分たちではなんとも言えない)
このあとは長い長い飲み。飲んだわ…。楽しい夜でした。