algecowとepileptik gramafonのライブを見た日

今日からの日課は楽器の練習。まだ手に入れて日が浅い、その上にこの楽器は色々と難しいのでなれるのに時間が必要だ。
幸い自分の宿はスタジオがついていて寝床から1秒でいける、これは助かる練習環境。
初の食材の買い出しなども行う、隣は安売りスーパーのLIDLだ。
ドイツで昔買い物した覚えがある。
丸ごとの鶏が安い、3ユーロでお釣り、日本だと300円しない感じか。
根菜とスパイスの圧力煮込みが作れる。

夕方くらいまでは楽器の練習も。やはりどん臭い、というか鳴りが鈍いのでこちらの努力が相当必要。
なにせ安かったのだ、仕方がない。
しかしこれなりの個性があってそれはなかなか楽しい、しかし自分のやり方ができないと意味が無い。
夜前には散歩をしてそのままライブをやっているという噂のままにバーへ、
goutegoute a pepeは何度かライブをしたことがある場所だ。久しぶり。
同じ建物に住んでいて以前不法占拠物件に一緒に住んでいたこともあるフランス人ベーシストソフィアンの誘い。
入ったときにはギターとキーボードのデュオだったがこれが面白い。algecowというらしい。
ツインネックギターで様々な音色を弾く男は鉄製の大きなタンクか何かを足ペダルで踏んでキック音を出す。
鍵盤は中ぶりくらいのシンセでトイピアノや他も使って歌も歌う、これまた多彩だ。
ちょっとぼろっち感じの路上感がいい。
ほどなくして次のバンドepileptik gramafonはソフィアンがベースでドラムが入り、さっきのツインネックギターが入る。
こちらはドラムも入りところどころに激しい決めのある曲をやっているが即興部分が非常に多い。

全員が物凄い達者だが僕はギタリスト、トマに興味を持った。音楽へのアプローチの仕方が好きだ。
http://bit.ly/sPWRV5
(なぜか動画が貼れないのでリンク)
こういう音楽の極普通のバーでやっていて、それを普通に見に来る人がいる、というのが良い。

ウェストマルも久しぶりに呑んで(やっぱ味はそれほど好きではないかな)楽しいブリュッセルの夜だ。