Eric Thielemans/高岡大祐@柏Nardis

デュオ二日目。
昨日に引き続き千葉だがここは広い県、ずいぶんと違う。
前回はここからのツアーだっけ。駅前のエスカレーターは世界一遅い。
笑顔を歓迎を受けセッティング。
ライブ前に僕はまたしてもディスクユニオン。最近ハマり過ぎだ。
なにせアナログが安い。物凄く良いものが200円とかで変える。
CDだと買う気もしないけどアナログは別だ。気持ちが良い(安いのも大きい)
CDもMp3もカセットでも持っているものを買いなおしてしまう。そして悔いがない。
この日はそれぞれのソロも行った。


なんとなく、デュオをやれる限りやりたい、という二人の意向があってそうしてきたが、今回は別。
この日、エリックは初めてドラムスティックの封を切り、あのスネアドラムソロの手法、
a snare is bellをバスドラムで初めて行なった。
ロールの音から導かれる魔法のようなサウンド
初めての事だったので本人は色々思うところあったようだが、こちらは言葉にならないような気持ちになった。
なんだか共演している間の音は記憶に残らない。やはりまるで降る雪のようなところがある。
この日エリックが言っていた印象的な言葉、
「誰かがライブ後に俺の演奏を良かったといえば、その人にとってよかったことだし、
 誰かがそれを、クソだった、といえば、その人にとってクソなんだろう、
 自分にとっては良いものでも悪いものでもない。」
話し言葉にしなければ、伝わるのは難しいだろうなと思うけどあえて書いてみた。
染みるように感じられる。


この日は終演後はレコード聞きながら鍋大会。
ここ、まっとうなジャズのお店ナーディス。
でもそんなことに頓着しない懐の広さが魅力だ。
小峯さん成沢さんありがとう。
柏には少なからぬ因縁があるけど結局好きなのは、人、なんだよね。