duo with joao lobo@bar infernal

昼間何してたっけ?
ここ最近の飯は茸と挽肉とセロリで作ったカレー、凝った味付けしなかったら飽きが来ない。
昼間に日比谷カタン氏のUst見てちょっとコメントしたら画面から名前が呼ばれて驚く。
思わず慌てふためいた。
天気の良いうちに洗濯など。
夜はジョオアとデュオということでゲントに出発。
出かける途中は天気もよく暑かったので近所の広場では噴水を水浴びに楽しむ人達も。

ジョアオの家の最寄り駅を降りた途端に物凄い集中豪雨に襲われる。動けない。
ので駅まで車で迎えに来てもらう。
普段は雨の多いここで最近雨がなかったぶん、全部振ったような雨だ。
ああ、洗濯物。
かなりの雨の中をゲントに向かうと雨量が少なくなっている。
こないだクラッピーでライブをしたバーインフェルナル。
ブッキングサポートをしてくれたMAD-apたちも来場だ。
今日は週末でフェスも多くまたしてもここに客は少ない。
しかもだんだん分かってきたが、ここは店が音楽好きでやっているんじゃなくて
なんかやることになってブッキングがよそから入っているということだ。
ベルギーで典型的なチャージフリーのバーライブ、俺たちインプロデュオ。
微音で探りながらいってもしょうがないから、どーんとかますか、なんて。
でもジョアオはとにかく演奏に関しては硬派なんだよね、一切の妥協なし。
どうるさいチェーンの居酒屋を想像してもらいたい、そこで誰にも望まれていない状況で(誰にもは言いすぎだが)
「自分たちの」音楽をやるということ。
これ、結構きついですよ。俺はベルギーで散々やって慣れたけど。
極少数の人に、非常に大受した模様。こちらは二人とも汗ダクダク。暑い。
ビール買っくらってぱぱっと撤収。
大変だったけど、二人でやるのは楽しい。出来れば日本でやりたいなあ、吸い取るようなあの聴衆たちへ。
いつもこのような状況で演奏するならば、聴衆に訴えかける演奏を心がけるような土壌は育ちにくいここ、
そりゃあやっても無駄感はあるけど、やっぱり俺は違うんだな、とも思う。
今の自分ではない、これから先の自分の演奏を、まだ自分も聞いたこともないのに模索している自分がいる事を感じる。
今回は、演奏することよりも考える時間が多いなあ。
何か今の自分にとって大事な時間なのだろう。
この時間が後にどう生きるかは、いまは誰にも分からない。
車はスムーズにブリュッセルへ、家まで送ってもらってありがとうジョアオ。
ライブをしたあとは心地良く体が披露していてすっきり寝れる。