焼き飯、マーレムハッサンのグナワセッション

ちょっと間があいてしまったので簡潔に。
この日も天気は良かったと思う。
朝思いついて焼き飯を作ってみた。
ニンニク生姜葱豆板醤炒めセロリと茸も投入 卵と冷飯タイ米炒め味付けはニョクマム塩胡椒少しビール

アルコールを少し漏らして火力増大 羊煮込みと赤ワインで頂く メチャクチャうまい。

今日も天気が良い。

夜は聞いた情報でジョアオがグナワミュージシャンとやるらしいと聞いてジョヴァンニたちと出かける。
場所は同じ町内サンジルだ。
初めて訪れる場所。隠れ家のような週末レストラン。
サウンドチェックを見る、ああ、そうか。
ジョアオ、ハディ、グレッグ、そしてモロッコで散々世話になった恩人のマーレム・ハッサン。

ロッコにおける父のような存在。そして周りにはゆかりの懐かしい面々も。
なるほど。僕だけが知らされていなかったわけだ。やってくれる。
日本人はうわべの付き合いが多く意外と冷淡、と言えるかもしれないが、今回のことに限らず思っていた、
ベルギーでは表面上は笑顔の付き合いが多いが、笑顔で無視される。挨拶もキスも欠かさない。それでもね。
というわけで、あれだけの恩人のハッサンに周りの雰囲気もあって近づくことも出来ず、最初は遠くから見ていた。
音楽はハッサンのゲンブリと歌に合わせてハディはカルカバ、グレッグはサックスでジョアオはドラム。
どうして民族音楽meetsフリージャズ、になってしまう。でもジョアオはさすがだ、贔屓目なしに素晴らしい。
河内音頭にジャズマンが入っているのを思い起こしてしまった。面白いけど?
マラケシュで純粋なグナワをこれでもかというくらい体験してしまったからかもしれない。
パーティーミュージックとしては、とても最高だと思う。会場の雰囲気も良い。
音楽として?グナワとそれ以外の混合ではシンクオブワンなどは素晴らしいと思う。
素晴らしいものと素晴らしいものが、うまく組み合わさるのは難しい。ただ一緒にいるだけ以上のものになるのは難しい。
などと思った。
幸か不幸かマルタンが盛大に飲んでいてガンガンワインをご馳走してくれた。
終わったら少し早めに帰宅。思うところ多し。