ライブ鑑賞、夜ふらふら

今日も思いっきり快晴。ブリュッセルらしくない。
おまけにここの天気予報はよく外れるときた。
今日もライブはない。相変わらずレイジーに過ごす。
夜はライブ鑑賞へ。magazin4という以前クラッピーミニバンドのレコ発で演奏した場所へ。
日本でDVDを見たことがあるバンドが出ているのが目当て。友人も宣伝に協力している。
対バンは三つ、エントランスは8ユーロ。
最初はドラマーのソロ、なにか音源と同期していてプレグレっぽい。

二つ目はフランスの鍵盤とドラムのデュオ。

音色は色々と打ち込んでいるが基本的に手弾き演奏で、音色も音量もハードコアだがかなりねじくれまくって作曲してある。
僕はその方面に非常に疎いのだがグラインドコア、かな。
めまぐるしく動く仕掛けに最初は注目するが、それが1時間近く続くともう平坦に感じてしまう。
すごい音量でさえ、ずっと続くと麻痺して大した音に聞こえない。
自分はダイナミクスのある音楽が好きなんだなあと思う。
続いて真打。SC3。

ベースとキーボードはスーツ姿でサズ/ギター持ち替え、ギター・ヴィオラ持ち替え、ドラムはジュラバのようなフード付きを着ている。
エレクトリックサズの音色はやはり面白い。ヴィオラとのアンサンブルが変則的なトルコ風のビートでロックのグルーブ。
ただギターに持ち替えると、なんか普通に特色ないような気がする。
楽器の持ち替えは激しい。そしてダイナミクスが大体一緒。
良いバンドだとは思うんだけど自分の味じゃないなあ。
というわけで金払っていたが最後まで見ずに退出。
別に悪かったわけではない。学ぶところも多かった。
小さかろうが大きかろうが、一定に続くとダイナミクスがなくて平坦に感じる。
当たり前か。

後、天井のトタンの透けているのが美しかった。



外に出るともうすぐ夜10時なのにこの明るさ。
パクヤンとジョヴァンニがデュオをやっているのでそこまで見に行く。
トラムの乗り継ぎが不便なところで1時間近くかかってしまった。
ついたら終わってた、残念。ジョヴァンニはドラムだけだったらしい。
勿論そこには友人たちがいてビールで乾杯。
いまここにだけあるカルメリットの生は香りが本当に良い。早く飲まなきゃいけないけど。
車に乗せてもらって途中で僕はスナック(軽食屋)によってドゥルムピタ。
初めて来た近所の店だがポテト入ってない…。アラブ人らしい。でも満足。
戻ると家人二人に友人ふたり、それに今晩一夜泊まりに来ているカップル交えて飲み会。
最近朝が早くて夜も早い。1時半くらいにお先にダウンさせてもらった。