カフェへ

なにしてたっけ。
そうだ、この日は急に部屋を貸してくれることになったセルビア人のコレの家へ。
地図参照で行くとサンジル内ジョヴァンニの家から本当にすぐ。
3階(こちらの2階)日当たりの良い場所で一部屋にキッチンルーム、トイレシャワー。

こちらの家ではかなり小さい方だが単身男にぴったり。
驚くほど荷物が少ないがPCがあちこちにある。
セルビア特産のめずらしいお茶を貰って(うまい)のんびり話。
こうやって二人でゆっくり話すこと自体が初めてなんだが、そんな中で「友達だから」といってタダで家を貸してくれるなんて大感謝。
コレは南仏に恋人ができてそこに移ってみるという。
ブリュッセルは好きだから家は残して行く、これで南仏とベオグラードとここに3軒の家があることになる。
特に金持ちってわけでもないらしい、確かにそういうことしている人は普通にいる。
コンサートのオーガナイズをしていたりするのだが職業は知らない。
こっちであんまりそういうこと話さない。
個展もしていたという写真を見せてもらう。
凝ったデジタル加工かと思ったら、空き缶で作った自作ピンホールカメラ撮影だという。
詳しくないけどこういうの好きだ。
音楽も何かの表現もあまり多くのものと関わっていない方が良い。

さあカフェでも行こうか、ということで馴染みの店へ。
行くとジョヴァンニジョアオもいて合流。
そこにイザベラ、マルタン、みくさん、パクヤン、さらに知らない兄ちゃんも来てテーブルを囲む。
こんなところにテーブルあったっけ?対岸の警察署と教会の前まで店が出張っている、
警察署はOKだったらしいけど教会の前はアウトらしいよ、
へえ、神は神の家のみもとでワインを飲むことを許さずってか、
でみんな爆笑。
それより警察署のど真ん前で皆くるくると日本だと御禁制の品を…。
それにもみんなで大爆笑。

ここに何カ国人いるっけ、ざっと7カ国かもうちょっとか。
こうなるとだいたい共通言語は英語で僕は楽。
カフェ談義になると必ず話題になる日本のこと。
みんなよく知っているんだ、鳩山民主政権誕生から新しい菅直人まで。
戦後からのアメリカ追従やなんやかんやも。
で、質問も受ける。
今の日本の問題(メディアに出るくらいのものだから表面的だとしても)を見るに、
様々な問題が人口の減少とあいまって、日本という国は(政府と国民は)
日本という国をなくそうとしているとしかおもえないのだが、といろいろな人から言われてきた。
そうかも知れない。日に100人が自殺し10万人が消える、自殺国家日本。
中にいるとそうは思わなかったが、外から見るとそうかも知れない。
とてもじゃないが、長生きしたいと思っているようには思えない国家自体。

なども織り交ぜ色々話。
夜10時頃にやっと暗くなる。
10時半くらいかな、アフリカ料理食いに行く組みと別れて僕は自炊で夕食。
またしても大人しく早寝。