UKIYOホームセッション、夜遊

起きたらまたしても快晴。
朝ごはん食らってゴソゴソ。
夕方頃(実際夜10時に日が暮れるのでよく分からない)スーパーに買出しに行って
家にやってきたジョアオとジョヴァンニでUKIYOホームセッション。
こういう事がすぐに出来るのもここの魅力。
セットはジョヴァンニので彼がギリシャで手に入れたシンバルが面白い。

そういえばこないだお土産にこの家にオタマトーンを持ってきた。
皆物凄い気に入っている。

昨日のライブとは違い雑音のないところで静寂をたっぷり使ったトリオ。

しかしエリックのツアーのあとによく思うけど欧州らしい半音進行のくねくねしたのって
自分の中にないなあ、と思う。
だからこそ彼らとやって自分の血肉になる部分が大きい。
でも自分の好みの中心はシンプルな音形だったり音色の変化やとらえどころのないリズムの組み合わせだ。


パクヤンも帰ってきて皆で夕食。
玄米とアスパラガス(こっちではアスパラジス)が旨い。
食い終わったら徒歩で中心街へ。
昨日から行われているジャズマラソンで一番見たかったファンファーレドゥベルギスタンのライブへ。
会場はライブハウスABとたまに僕も演奏するBONEFOOIの間の道を封鎖してトレーラー特設会場。
ものすごい人だかりで全然前に行けない。

ビールの屋台も出て呑兵衛だらけ。すぐそこの仮設トイレが臭い。
PAも入って大音量。このバンドにはなんども飛び入りしているのでよく知る曲たち。
グレッグはなんだか早口で叫びまくっていて友人たちに聞いても何いってる分からんというほど。ロックスターのようだ。
終了後アンコール3曲。揺れるトレーラー。
約束もしていないのに友人たち沢山にここで会える。
再開を喜ぶ、みんな元気そうで嬉しいよ。
ステージから降りてきたグレッグとも挨拶。
彼とは色々あったけどこうやって普通に話せてなにより。
ここら辺のサバサバした感覚もこのへんのいいところ。
まあ皆ご近所さんみたいなものだからこうやっていけるんだろうけど。
東京とかお互いの住んでる場所が電車で一時間とかだもんな。
(こっちの人間はそれが信じられないという)
道で話して次はあそこがいいらしいよと聞いた場所へ移動。
すごい人だかり、新しい場所のようだ。
ビールを囲んでステージを見る。
ドラムとキーボードのデュオ。うーん、つまらん。
英語詩でなんかロックとレゲエの中間みたいな。どうでも良いなあ。
ジャズマラソンか…。
店内でパーティーのフライヤーを配っていてそれが甘い香りがするなあと思ったら
なんと食べれるフライヤー!

半信半疑だったが本当だ食える。駄菓子みたいな味がする。
面白いけど体に悪そうだし、内容がぜんぜん覚えれない…


店内はごった返し酔っぱらいは多く一人が机にぶつかってきて
ビールを倒しあたりをびしょ濡れにしてグラスをたたき割ってきた。
危うく僕は自分のロシュフォールを支えたけど机は大惨事。
このへんでみんないる気をなくして帰ることに。
残る友人たちに挨拶をしてジョヴァンニたちと徒歩で帰宅。