坂田明・芳垣安洋バースデーコンサート@新宿ピットイン

坂田 明(Sax,Cl)芳垣安洋(Ds)内橋和久(G)高良久美子(Vib,Per)八木美知依(箏)高岡大祐(Tuba)坂田学(Ds)
錚々たるメンバーのコンサートに誘われて。
ピットインに出るのも久々だ。
1部は坂田さんと芳垣さんは出ずっぱりで一人ずつ招いてトリオを続ける。
皆さんさすがだ。メチャクチャ良い。僕はまさかのラスト、ゲゲ。
「彼のtubaはtubaだと思わない方が良いよ」みたいなことを坂田さんが言われて思わず全管外しのtuba笛から
はじめてしまう。僕をはじめて見るだろうお客さんが少しのけぞる(引くともいう)のが分かる。
ほとんどtubaの音しないもんなあ。でも非常に楽しんで演奏した。


2部は組み合わせで僕は2番目カルテットと4番目の全員演奏に参加。
マイクの位置を微妙に調節して音量や音色を変える。坂田さんと一緒に声も出す。
坂田さんの朗読(というのだろうかな)がメチャクチャ面白い。声もいいし。
マイク全ツッコミではベースラインぶりぶりでロックさせて貰った。
これだけの手練が揃っていると僕はほとんど何やってもいい、みたいな状態で
やんちゃを沢山かませてもらいました。


終演後は片付けてそのまま店で呑み会。
ジムオルークさんたちも交えて賑やかに。
どうも内橋さんと芳垣さんと僕が三人揃うとアホアホな関西トークが飛び交う。
みんな個別では結構標準語しゃべるのに。
泣けたことが一つ、突然坂田さんが僕の背中をドーンと叩き、
「知りあうのが遅くてすまない」っていってきたとき。
実は今回誘って下さったのは、坂田さん。
昨年スーパーデラックスで初共演したときから2度目。
本当に嬉しかった。子供の頃から音を聞き本で読んでいた人だ。
内橋さんや芳垣さんは僕が今に至る即興演奏のきっかけになった人たちといってもよく、
感慨もひとしおで、楽しくてつい飲み過ぎてしまった。
久々に「もうそろそろ帰って」というピットインの声も聞き(3時)
そこから友人たちに合流して6時まで飲んでしまったが元気だ。
とてもとても嬉しい日でした。