クルワサン録音最終日@シャルロワ、ブリュッセルに帰宅

録音最終日。きっちり起床。
朝食を経てすかさず録音。
そういえばベルギーならではだっけ、朝食は各人小さなまな板の上で食べる。

録音した玉数もかなり揃っているのであとは余裕。

ロック色の強いインプロ幾つかといろいろとコンセプト建てたもの。
最後にはジョアオとデュオを二つとれて楽しかった。
これはCDにならなくても手に入れたい。


ゆっくりした昼食を取り、後は片付け。
フィリップは音楽学校からこれらの機材を借りてきたそうで取り扱い慎重に。
車に積み込む際に地面が凍っているので怖い。
てきぱきと終わり出発。いい録音だった。
こちらの自主録音は機材も環境も気持ちの面でも贅沢で余裕があり
下手なメジャー会社の仕事よりずっと気持ちいい
みんながんがんCD作るもんなあ 制作は自主でもレーベルもつきやすい
面白がりが多いからなあ 有難い話です。
シャルロワは地方都市でベルギーだから美しいかと思えばベルジャンは醜い、という。
石炭の発見以来ここは工業都市だそうで、煙突と工場が多いのだ。
しかしこのグレッグの実家はとても美しくて僕にとってのシャルロワはここと空港だけだ。


車は無事にブリュッセルに到着、まずグレッグ邸で積み下ろしをしてここでみんなとはお別れ。
ジョアオに近所まで送ってもらう。デュオ楽しかったねえと話。
明日も彼とすぐ会うがラテンな別れ。
家に戻るとルラとアンジェルがいた。
まだ見ぬ家人であるファビエンは遅くに帰ってくるという。それにルラのボーイフレンドも来るそうだ。
自炊がしたいので買出し、と入っても時間が遅いので行けるのはアジアアフリカ商店。
野菜を少し買う。オクラとゴーヤを見つけて驚く。
帰ってゆっくり準備。中華とタイを足したかけて変な野菜カレーを作るがうまい。辛い。
食べているとボーイフレンド登場。ルラ浮き立つ。
食べ終わるとファビエンも登場。部屋を借りたことの礼を言うと全然OKとのこと。
いろいろと立ち話、なんだか欧州中飛び回っているらしい。
食事が好きだというと何度も日本食レストランに行こうと誘われるがやんわりと断るがなんどもいう。
こちらの人にありがちな、自分の好きなものは絶対に勧めないと気が済まないたちだ。
まあうまく逃げよう。


今日から住むことになるこの小部屋はまだ暖房がないがシャルロワより狭いぶんましだ。
明日からオランダに二日間出張し帰ってきたらヒーターを借りる手順。
部屋でネットが繋がる偶然がありがたい。就寝。