クルワサン録音初日@シャルロワ

起きたら外は白銀の世界。美しいけど寒い。


階下のキッチンでみんなで食事。ジョアオは細いけどよく食べる。

みんなの食べるスタイルが違うのが興味津々。
録音ルームである劇場に向かうため雪の中庭を渡ると猫が駆け回っていた。



はて、雪で駆けまわるのは犬だったような。

エンジニア担当のフィリップと助手のミカエルは録音のセッティング。
隣にある控え室か何かにエンジニアルームを作り僕らは背の高い広い劇場の真ん中に
円を作ってマイクを取り囲む。
天井が高く木と石で出来ているので音の響は抜群に良い。
モニタースピーカーもヘッドフォンも使わない録音というのが良い。
(ここで三日間録音していて録音内容はかなりごっちゃになっているのでほとんど省略)
インプロとパクヤンの楽曲を演奏録音。パクヤンの弾くグランドピアノは今朝チューンされたばかり。
これもいい響きだ。






途中で昼食をとる。母屋のキッチンに戻ってみんなで作る。
休憩や昼寝を挟んでまた劇場で録音。
部屋が広いので暖房がなかなか温まらないのだが、暖房の吹き出し口にある箱がものすごく暖かくて気持ちよい。
休憩中何度もここで気絶しかける。ジョアオも。

夜になりグレッグがいきなり疲れのためにトーンダウンしてリタイア、
残った三人でトリオやデュオを録音して終了。
昼寝の終わったグレッグと合流してキッチンで夕食。

この日は確かみんな早寝したはず。僕は何故か元気だ。
寒さ対策でムスの家でやったように熱湯をボトルに詰めて湯たんぽ制作。
グレッグがごっつい寝袋をかしてくれていたのでそれにぶち込んで布団もかぶって就寝。
顔は寒いけど体は暖かい。