crappy miniband/kuruwasan@tank fes brruge

もちろん起きたら雪。美しいが大変。

いよいよ引越しということで朝から片付けパッキング。
階下で音がして見に行ったらこれからイタリアートルコセルビアハンガリーなどを車でツアーする
マチューが出発直前。旅の無事を祈り再会を約束する。

昼ごろに引越し先の家主ルラと待ち合わせて鍵を受け取る。
「自分の家だと思って使ってね」と皆が言う、彼女もそう。
ちなみに彼女は友人の子どもの母親だ。こちらはそういうの多い。
この変な家は奇妙に楽しかった。玄関には無数のサングラス。


戻ってパクヤンにお願いして車を出してもらう。
家はMIDI駅のすぐ近く、雪と混雑を乗り越えてとりあえず荷物だけ置いて
久しぶりにシャワーを浴びてすぐに出かける。

集合したら車で出発、今晩はブルージュへ、何かのフェスの出演でクラッピーミニバンド。
ニコはまだバルセロナなのでワタンベがドラムで参加し普段ドラムのジョヴァンニがテルミンなどにまわる
変則的な編成。
「ポストカードの街」とベルギー人でさえ言う風光明媚なブルージュの風景は残念ながら見れず。
昼間は閉鎖されていたというハイウェイの混雑を抜けて少し迷って会場へ。
かなり大きな基地のような場所。
バーの横の小さめのステージにセッティング。いつも僕は一瞬で済む。
どうも大きなステージから変更になったらしいがちょうど良い感じ。


食事をもらう、ほろ酔いのシェフが作ってくれるパスタは肉団子ソースでなかなか。

赤ワインもらってこちらもご機嫌。
会場を流すと上階では若い人らの演劇などが各室で同時に開催されている。
長くは見れないので軽く見学。客も若いの多い。

 
 
 
僕らの演奏は10時過ぎから。
50分のセット、ニコがいないので歌物なし、という話だったがインプロとインスト曲、
これがもうばっちり最高に楽しい感じで、今月で一番良いライブだったと思う。
ニコはいないけどまぎれもなくバンドサウンド。リンの歌の力も大きい。
ワタンベも自由に演奏しまくってご機嫌。気持ちよかった。
終わったらビールで乾杯、表で雪を見ながら喫煙にやってきている地元の人達や
車椅子のPAマン、スタッフらと談笑。フラミッシュなので英語を話すひとが多いので会話は楽だ。
またゆっくりきたいなあ、ブルージュ
 
 
 

1時過ぎくらいか車に積み込んで出発。帰りは結構スムーズ。
MIDI駅近くでおろしてもらって家人が寝ている家にそっと戻り就寝。あったかいなあ。