greg trio,boilerz,kuruwasan,trance formation@passage rogier

妙な一日になった。


朝から買い物。スーパーの朝一番はじめて。
すいてて良い。
たまたま朝の特売で残り少なかった物が気になった。
マヨネーズ、ただしトリュフ入り。

気になってしょうがなかったので購入。それでも2ユーロしない。
早速帰ってサンドイッチにつけると確かにトリュフの香り。これは美味しい。


ふらふらとひとりで散歩する。
捜し物もある、今の家でインターネットが有線でしかできないので
無線化するグッズを探す。こちらのヨドバシ/ビッグカメラみたいなメディアマーケットあんまり安くなかった。
センターに行く道すがらの小さなインディペンデントのpc屋を虱潰しに回る。
結構pc安いんだこっちも。やはりアラブ系のお店多し。
その中の一軒であんまり有名なものはないけど安い店発見。店の人も感じが良い。
有線LANのHUBにするかやはり無線にするか悩むが、今後のことも考えて無線にする。
普通の店の半額くらいだ。ラッキー。


帰っていろいろセッティングするが、これが難儀。
説明書はさすがに欧州らしく7種類くらいの言語で書かれているが何故か英語だけない。
まずは自分のpcで試して家のpcでも試す。しかし途中で必ず落ちる。
エリーズにも助けを求めるがあんまり得意そうではなく、しかもこの人は典型的な
「説明書を読まない人」でうまくいくはずもなく…。
まあタイムアウトで断念。ライブの準備。
ワタンベを呼んで飯をご馳走する。風邪で大変だろうから体が暖まるのを。
トマトを使ってしまったのはあれだったけど、またしてもセロリとトマトとひき肉キノコのタイ炒めカレー、
ものすごくうまかった。自分飯バンザイ。


パクヤンたちの車でpassage rogierへ。
これはどうもロジエの高架下あたり、と指すようなのだがいまいち場所が良く分からない。
今回の仕切りのグレッグからもろくな情報がない。場所の見解でパクヤンとジョヴァンニが言い争い、もう。
前にグレッグとギョームと演奏した場所の並びを見ると、なんだかへんなばしょに変な人がいる。
モンゴル人の晴れ着みたいなのを着て頭に金色のプロペラがついてる。
ワタンベにあれ見ろよワハハとかいってたら、思いっきり関係者だった。
アレックス、気の良い変なベルギー黄金ドラえもん

中に入ると写真の展示をしていてその奥に変なアジアのジャングルを模した空間。
たしか今日のイベント名はジャングルフィーバー。どうりで。
机などを動かしてセッティング。
ベルジャンチームは(というかブリュッセルチームは)動きが遅い。グレッグもかなり遅れてきた。
予定の本番15分前くらい。


先に飯、ってことだが僕とワタンベは満腹で断る。みんなカップカスタを食べていた。
僕のぶんはグレッグにあげた。
しかし開演8時になっても全然人がこない。
このギグはグレッグの仕切り、ブッキングが1週間以内、告知ははっきり言って昨日くらい。
今日は金曜で人々はパーティーに出かけるのが普通の日。くるのか?
しびれを切らせて開演したのが1時間40分おしてから。
最初はグレッグとギョーム僕のトリオ。
ものすごく小音量のトリオ。ギョームはゴングのみ。

1曲切れて次行く時にまた同じことになったら嫌なのでひとりアプローチを完全に変えてみる。
が、二人はそんなに変わらない。
入替して次はワタンベと二人でボイラーズ。
客と距離を取らないようにしようと演奏直前にセット位置を決める、ほとんど入り口。
こういうときにミニドラムは便利だ。
客の反応がイマイチよくわからないのだがとにかくぶっ飛ばす。
ワタンベは少し病み上がりでしんどそうだ。引っ張るためにもさらにブッとばすが空回りしたか。


次はクルワサン、ジョアオの代打でワタンベ。
実は今回のプログラム俺全部出演ちょっとしたdaysukeフェスティバル。
こないだの演奏があったのでもっと行くぞと張り切る。
…。前よりまし、くらいな感じ。演奏やめてステージを降りはしなかった。
しかしなんか噛みが悪いな。このバンドのキーはどうやらジョアオだ。


パクヤンとジョヴァンニのデュオは何故か当日キャンセルで最後にトランスフォルマシオン。

このころにはさすがに少しは客も入っていたが寂しいにはかわりない。ほとんど知り合いだ。
今日の中では一番演奏はいいと思う、しかし音の環境が厳しい。
聞こえる音はほとんどジョヴァンニのキーボードだ。
最後に嫌なことが起こった。僕とワタンベの二人のシーンになったとき、何故か演奏中に
グレッグがキーを変えろと言葉で指示してきた。
演奏中に口で指図されたのには我慢ならん、間髪いれずNOといい演奏続行。
グレッグはモロッコ民族ベースのゲンブリを弾こうとしていて、それにあわせろってことだろうが。
ちゃんとこっちのが終わったら受渡してなんぼでもキーなんか変えさせてやるがな。
はいどうぞ、うわ、すねてやがる、弾きやしねえ。
まあなんとか弾いた。第一、民族楽器の融通の効かなさに合わせられるのはまっぴらだ、
こちらはアフリカンベル叩いておどってこれで演奏終了。


終わった後にまあこれは話さんといかんだろうと思ってグレッグと話すが、
途中で話無視して背を向けてどっか行きやがった。勝手にしろ。
これだからアマチュア臭い奴は困る、とごちる。まあ自分だけが正しいとは言わないけど。
話もせずに無視するやつは世界中どこでも嫌いだ。


遠いけど歩いて先に変えろうかと思ったら(だいたいライブ後が長いんだ)
パクヤンらも早く帰りたいみたいなので便乗。
彼らの家で少し話。英語での会話はややこしい感情論が排されて整理がついて良い。
なんか朝方に妙に元気になってしまった。
でも帰って寝る。