谷本仰x高岡大祐@折尾デルソル

初日でした。
折尾デルソル、大好きなお店でしてこのたび立ち退きによる移転前最後のライブ、
ってことだったんですが、この直前に11月まで立ち退き延期ということに、
ありゃりゃ、でも僕はもうここにはこれないので、僕にとってここで最後。
はじめてきたときドアを開けた瞬間に「うわあ、いい店だ」と言った。
会場のほとんどがステージ。お店の人たちの音楽好きさがほとばしっている。


早くついてしまい店の前で開くまで待っていると、
信じられないようなすずめの大群が何度も空を覆う。
生きて翻り美しい音楽をなす無音の楽譜のよう。
思わず声が出る。


まかないご飯が最高。
今が旬の鮭のソテー、甘辛い和風のソースとオクラのホワイトソースの2種のソース、
絶妙な美味さ、ご飯にとてもあう。


直前まで心もとないいりだって、そこにいるのが怖いから散歩に出かけて
帰ってきたらかなりお客さんが入っていてほっとする。
最初は僕のソロから。
今回のいきさつを話して、tubaソロ。
謎の体感リズムのまま吹き一人でアンサンブルをし
tuba笛ではマイクを有効に使えて笛オーケストラをし
フレームドラムを使った爆音器で単音を歪ませる。
ああ、うれしい、久しぶりに客席から笑い声。
笑うでしょう、僕のソロは、そりゃあ。


仰さんのソロ、アコースティックヴァイオリンがエフェクター使って聞こえるのに
生音、なんだこれは?擦弦楽器っていいなあ。

休憩挟んで2部はデュオ。
やり放題。
擦弦楽器は全楽器の中でもっとも音のスピード、立ち上がりが早い。
それとまったく同じスピードで吹くことに務める。
マイク2本をふんだんに使わせてもらった。ああ楽しい。


終演後もお客さんとがっつりお話。
目の前に座っていた女性3人さま、話題の豊富さに圧倒される。


いつものように仰さんの教会に戻ってから十字架の前で罰当たりにも
寝転んで音楽聴いて笑って話して朝方までビールワイン焼酎。 ー