BOILERZ@尾道ミーシャンズファーム

久しぶりのボイラーズの旅が始まる。初めての西へ向かう旅だ。
まずは尾道へ。僕はいくことも初めてでワタンベはたびたびいっている。
大阪駅で待ち合わせて鈍行で尾道までは4時間、乗り換えはたった一回で楽だ。


駅を降りたらすぐにれいこう堂というお店がある。
いわく言いがたい、駄菓子屋とレコード屋を足したような、どこかポコペンに似ているお店。
その主人の信恵さん(男性)が今回お世話になる人だ。


こちらもワタンベは何度も会っているらしい、尾道に多くのミュージシャンを呼んだ人。
ほどなく彼を紹介してくれた尾道在住ミュージシャンの枡本航太も来てくれた。
挨拶をする、足もとにはやけにやせた目の悪い猫がいてこいつを中心に。


先に宿に向かい荷物を置く。受付が全然出てこない。このゆるさ。
部屋に向かうと全室テレビの設置中で足の踏み場もない。
すぐに航太と一緒に三人で散策。


小腹を満たすために尾道ラーメンへ。老舗の名店らしい。結構普通。
商店街と海沿いをぶらぶら散歩。
店の場所はなんとなく分かったので航太と別れて宿に荷物をとりに行って準備し出発。
ミーシャンズファームは商店街の終わりに近いところにあった。
若者向けの飲み屋という感じ。
2階にはPAやステージもありちゃんとライブができるようになっている。
僕らは生音で、音の感じをつかむためにチェックはする。天井が低くて個人的にやりやすい。
ワタンベは店にあったドラムのタムだけを借りて足している。
なんだかやけにやりやすいなあ。


始まる前に路上でビールで乾杯。なんだかここのある路地は色っぽい。
店に戻ると航太がアコギ片手にBGMのような演奏のようなことをやっている。
多分BGM代わりなんだろうけどどうも聞いてしまう。
お客入りを待って最初は地元の歌ものデュオ。
また間に航太がギター弾いてそのままボイラーズに突入。
思えば久しぶりの演奏、なんだか元気だ。
お客さんの反応は分からないけど、いくらでも自分たちの中から出していける感じ。
1部も2部もぶっ飛ばしで勿論汗びちょ。かなり調子よくエンド。




終演後はお店の賄を食べて酒飲んで、ワタンベ絶好調。

明日の仕事が早い信恵さんは先に帰る。ありがとうございました。
お店で飲んだ後はワタンベの思いつきで海へ。夜中に男三人港でだべる。
ワタンベは酒と花火を買ってきた。男だけの見たと花火はわびしい。




ここでゆっくり話し、しかしべろべろ。
ワタンベは航太のスケボーで思いっきりこけてたのが印象的。
ふらふらになって宿に戻りダウン。初日から激しい。