関島岳郎x吉田隆一x高岡大祐@池袋バレルハウス

昨日久々に池袋バレルハウスで初めての低音3ライブ。
お互いに良く知っていてしかし3人では初めて。
それぞれのソロ、組み合わせのデュオを即興で行い、
三人では持ち寄りの作曲作品を演奏。


隆ちゃんは彼らしい2曲で静かなのと激しいの、関島さんは別バンドでもやっている
白玉な曲を。僕はこの日のために1曲。

曲のコンセプトはずいぶん前から出来ていて、書いたのは当日。
自分がソロでやっていることの一部をトリオに分けてやる。
アフリカ中部の伝統音楽などで、ひとり1音か2音しか音程がないけど
全体があってはじめてアンサンブルするというもの。
勢い余って2曲書いた。



なんといっても一人につき音程が二つしかないんだからすぐできるさ楽勝、
とか思っていたらこれが予想外というか、考えが足りなかった、えらい難しい。
響きが完成したときには思っていたものとばっちり、で中央アフリカ周辺とピグミー、
それにガムランやインドの響きのようになって満悦したが、そこまでが大変。
やっぱりああいうアンサンブルって人と地域の結びつきが強いところで
いつも一緒にいて同じようなこと感じたりする人たちの間である音楽なのかもしれない。
楽譜上で書くもんではないかもしれない。楽譜は時間の節約でしかない、ああ。
しかし可能性を感じた、久々の作曲。
隆ちゃん、リズムは数えちゃ駄目よ。感じて乗ればOKさ。


久々の感じ、楽しかった。また管楽器だけでいろいろなことを試してみたい。