オフ、go to see LIDLBOJ

久々にこころゆくまで寝た感じ。
起きて飯を食い、モリシゲさんと待ち合わせてぶらぶらと。
サンジル中心にお勧めスポットをまわりながら。


夜に一緒にライブを見に行く。
ベルギーにいる間に見れたらいいと願っていたLIDLBOJのライブ。
昨年見て痺れたリン、エリックdsたちのバンド。
jazz stationというこちらでは有名なライブ会場へ。
地図なしあてずっぽうだったがなんとかたどり着く。

8時半開演てことだったがその時間にメンバーはまだ食事中。
ゆっくり待つ間にビールを飲んでモリシゲさんと会話。
ここは本当に元駅で目下に電車が通っている。
待つ間に物凄い雷雨。


やってきたメンバーに挨拶しモリシゲさんも紹介。
コーヒー飲んでゆっくりしてから始まるライブ。
空気の中から自然にはじまる、といった感じの気負いのないしかし緊張感のある静けさの音。
リンの霞のかかった長い声、凄い顔してローズを弾くヨーゼフ、全身音楽の化身エリック。絡むサックス。
何かが物凄いゆっくりなんだ。しかし植物が異形に育っていくような不思議な緊張感。
即興と作曲の区別はない、歌詞を聴かなければ絶対にそうだと分からない古いスタンダード曲。電子音も生音も差異はない。
どちらもひとつひとつここにある音だ。音楽になる。
秒単位で感じる幸せ、1部2部、最高の時間を過ごした。

終演後なぜか客のほとんどはあっという間に帰っていった。
残ったメンバーといろいろ話し。エリックはオフステージも素晴らしい。
素晴らしい音楽に感謝を表し退席。エリックとは来週再会する。
モリシゲさんも感動していたようでよかった。
サンジルに戻りベルギー名物一度は食べようフリッツを、ソースサムライとカルボナード。
ピリ辛マヨネーズがなぜかサムライ味、そして牛肉の黒ビール煮をぶっ掛けたパンチのあるカルボナード。
うまい、そして倒れる寸前なボリューム、これがベルギー。
食べていると日本好きだという英語まったく駄目な兄ちゃんに声かけれる。
最後に言いたかったのは「フリッツ毎日食べちゃ駄目だよ!」ということがわかる。
ありがとう。


お休みの挨拶を言って別れて帰途へ。ライブのない日、最高の音楽体験。