ルクセンブルクでレコーディング二日目/UKIYO+モリシゲ@el negocito

ルクセンブルク行って録音二日目。


朝起きてケンの家からリコの家へ出発。
途中でルクセンブルクのことについて教えてもらう。


ルクセンブルクの印象はスイスとドイツの中間。
町並みは綺麗で設備も整っている感じ。
飲み屋や遊び場は少ない感じ。
金融国家で潤っているらしい。
しかし欧州闇金ランドリーで黒いらしい。
家がみんなでかかった。福祉も良いのだろう。
高級車の数もかなり多かった。
世話になった家はどちらもものすごいデカサで全貌がよくわからない。
10LDK+小さい家1軒くらいありそうだった。


音楽事情とかきいたけどあんまり面白くなさそう。
面白い奴はみんな出て行くらしい。だって大きさ神奈川県だもんな。
車飛ばして3時間以内でEUの首都までいけるし。


この後の録音は昨日とは違いいい感じで進んでいった。
この環境で録音するのにも慣れてきた。
もともと用意していなかったアイデアも入れ込んで終了。




レコーディング終えて片づけして、ジョヴァンニと車で飛ばしまくって国境越えてベルギーに戻り、フランス語圏ワロン地方から首都を飛び越えてフランドル地方に入りゲントへ。
大雨のため高速道路は事故だらけ渋滞だらけ。


ついたのは馴染みのnegocito。
オーナー・ロジエいつもありがとう。
日本からさらにゲスト・チェロのモリシゲさん入れてジョアオとUKIYO.
ノイズmeetsエレクトリックマイルス(ローズ入ってるからか?)みたいな間接亜脱臼ダンス
ミュージックなのかこれは。
物音のような演奏と絡み合う有機的な演奏。
小音量の演奏から大音量までのダイナミクスが巨大。
相変わらずここは客がうるさい。ただその中にも熱狂的に愛してくれる人もいる。



ロジエは終わった後に、聞いてくれ、と珍しく人を集める。
今日のライブは大変良かった、ひいては来年に日本人の演奏家を集めたミニフェスを
やりたいと思った。
ここだけじゃなくてベルギー中のこういうところに声かけて、やりたいと思うが、どう?
思わず抱きしめてしまった、ひげ面強面の酒飲みおっさんを。
こないだ誘ってくれた公園でのジャズフェスも、一番のスポンサーは自分のこの店だって
自嘲気味に笑ってた、いい目をしたおっさん。


比較的早くに片付けはじめたとはいえ終わったのは2時、それから車飛ばして首都へ。
無茶苦茶な疲れも、ふらふらのくらくらも、吹き飛ぶような楽しい夜。