ルクセンブルクでレコーディング

長い一日の始まり。
朝8時半に起床、作っておいた料理を暖めて食べる。
朝から大量の鶏野菜煮込みとサラダ。食っておいてよかった。
ジョヴァンニんちに移動、朝もはよからピアノの調律師が作業中。

車に積み込み、思ったより調律が手間取り出発できず遅れる。
一路高速道路でベルギー脱出、向かうはルクセンブルク
(すっかりオランダに行くのと勘違いしてた、ロッテルダムとよく間違う)
僕はニコの車でリンと同乗。途中まで快調だったがルクセンブルク入ったあたりで無茶苦茶迷う。
渋滞にも会い高速を抜けてからの小道でも迷いに迷いまくる。同じ箇所を7回くらいいったりきたりして
迷うのになんとも思わないほうの僕でも不安になる。
GPSと地図と電話を駆使してもなかなかうまくいかず、道行く人数人に聞き、さらに迷ってやっとついた。
森の中の小さな村の一軒家。
まずモップみたいな犬とおばさんが出てきて知ってる兄ちゃんが出てきた。
リコとケン、昨年元ニコ邸でハウスコンサートやったときに録音やってくれたガイたちだ。
どうやらここはリコの実家らしい。
階上に行くと屋根裏のような場所にスタジオがあった、いかにもホームスタジオという感じ。
物凄く小さく急な階段を行き来する、パクヤンとジョヴァンニはすでにセッティングが済んでおり
僕はドラムと同じ部屋に入る。
コンソールルームと同じところでニコリンパクヤンは演奏する。
ドラムルームの二人にはヘッドホンなしドアを開けてアンプをこちらに向けておき鏡も設置。
非常にお互いの音が聞こえづらい環境で四苦八苦。
加えて移動の疲れ(いったい何時間かかったのやら)やセッティング、音環境などでかなり疲れる。
エンジニア担当の二人は、なんというかずっと ってる。うーん、いいのか。


途中でスーパーに買い物いったり、久しぶりにガソリンスタンドに酒買いに行ったり(ドイツでよくやった)
やはり違う文化圏を感じる。
ジョヴァンニのパスタ(少ない具在だがうまかった)食ってウォッカで気合入れて再録音。
実はこの時点で個人的にダルダル、時間は23時過ぎていたが近隣のことも考えて小音量インプロ。
飯食う前よりずっと演奏はマシだったとも思う。





1時前くらいで終わってニコとリンはここに残り僕とパクヤンジョヴァンニはケンの実家へ車で20分。
物凄い立派な家、というかここらへん家が凄い立派なのしかない。
リコんちではなぜかまったくつながらずあきらめていたネットが一瞬つながるも本当に一瞬だけ。どういうこと?
三人で泊まれるゲストルームで就寝。