UKIYO/収穫祭ツアー@稲毛キャンディー

UKIYO 松本健一ts,尺八


稲毛キャンディーでの初ライブ。
マツケンさんとはもう何回演奏してるだろう。
個人的にベスト楽しみました。
響きの良い箱で楽しい仲間。
東京からたった一時間、お客さんは見慣れない人ばかり。
 

また新しい何かのソロにいかせてもらったのは共演者のおかげ大きく。
出口としては何もたいしたことができない私、
ただ素晴らしいミュージシャンと音楽との出会いだけが僕を作っている。
僕は何もない空っぽなんです。
常に見に来たあなたを写す鏡でありたい。
見に来なかった人の鏡でない人間でいたい。


哲学なんていらない。
ただ音になりたい。
そんな音を思い出させてくれるライブでした。
ありがとうございました。


ああ、そういえば2部に飛び込みでやってきたお客さんの中で
お店のママさんに「どうしてこの音楽にはメロディーがない、リズムがないんだ」と
ライブ中に結構長くききまくっていたおじさんがいた。らしいです。


正確に言うとそれは、おじさんの知っているメロディーがリズムが出てこない、
ってことなんだろう。
僕とか僕の周りの即興演奏家はそういうことじゃない場合が多いからねえ。
あなたがそれをメロディーだと、リズムだと思えば、あなたのものになる。
お仕着せのものをステージから受け取るだけでないところが
即興演奏の楽しみだと思います。
(とはいえそこを勘違いして、お客さんに向かって演奏しない演奏家もいて
 僕はそういう人が苦手、というか嫌いだ、金取るな、と思う)
うん、また一言多い。


ピアノと毎日やるというのは僕にとって結構大変で、ここに来るまで苦心もあったけど
この日なにかが感じられた、と思う。
単純にS/Nのことかもしれない。

お世話になっている家で深夜の大宴会。
おいしい芋焼酎、そして死ぬほど好きなパルミジャーノレッジャーノが1kg。
隣には本物のイタリアーノがいる。


ついでにゴルゴンゾーラもたっぷりあって、夜中というか朝方に彼をおだてて乗せて
ゴルゴンゾーラパルミジャーノレッジャーノを信じられないような量使った
ほんまもんのイタリアンパスタを作ってもらう。
チーズとパスタの分量バランスが狂っている、としかポンニチには思えないような
とんでもない濃厚なタリアテッレ。

小皿いっぱいで脳も全身も痺れまくるようなチーズの味と香り。
これでみんな気が狂ってしまい、踊って歌ってさあ大変。
気がつけば焼酎一升瓶がカラッと空いてました。
ライブ前にビール飲んでライブ会場でスコッチかぽかぽ飲んで。
ああ、肝臓君ごめん。


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