usutokine/crappy miniband@Scheldapen,antwerp

アントワープのScheldapenでライブ。
昨年日本橋ツアーで訪れピンポンショー(ステージを複数つくり交互に演奏する)やった。
ここは今年夏に来日したシンクオブワンのメンバーたちが開拓した場所だそうだ。
スクアット、不法占拠して自分らの場所にすること。
今ではそれを引き継ぎ公共の施設になっているという。
川のほとりの森の中にあるパンクな場所だ。


まかない飯は客も有料で食べれて野菜たっぷりの一皿が3ユーロは破格だ。
ベルギー人は「芽キャベツを食べると太りまくる」というのを信じている。

最初に日本からやってきたウストキネというデュオ。

次に僕らクラッピーミニバンドだ。
1ステージだけということで凝縮。
最初は隣のバースペースにいる人間たちを誘うためにそこで演奏。
生声のリンの熱唱にやられる。
客引き連れてライブスペースへ。
客層の感じもあって結構ロックなセットになった。
即興でこのクラッピーなおもちゃ楽器だけの編成で骨太で鋭いロックになる。
どこにいくかわからないのがこのバンドの本当の持ち味だ。




途中でベルギーでも有名(何ではないかと思う)な変人のラッパふき
YOが無断飛び入り。
害はないのでほっておく。


最後のニコがちっこいピッグノーズのおもちゃギターでフィードバック、
ドラムのスタンドにネックこすりつけまくって轟音鳴らしてエンドがかっこよかった。
ニコ、こんなこともするんだ!


終わったあとは乾杯に乾杯。
ここらの名物トリプルビールのJUDASはきくけどアジがイマイチ。
結局ウェストマルに落ち着きそれで4杯か。
3倍以上飲んじゃ駄目だ、と昨年何度も言われた強いビールだ。


去年ものぼった裏のツリーハウスでみんなで歓談。
めちゃくちゃさむい、しかしさむいのなんだか慣れちまった。
そこらで寝ようかな、とか思ってしまう。

戻って犬と一緒に暖炉であったまる。
帰りの車はジョバンニたちの車で。
帰る前に手伝ってくれたスタッフに、そのTシャツめちゃくちゃかっこいいなあ!
といったら欲しいか、といわれ、欲しい!というと、それを脱いでくれた。
頭蓋骨がかかれた、ロックなTシャツは間違いなくここのもの。
スケルダーペン、アントワープの頭蓋骨。
この場所にはなかなかこれないけど、ここはなにか大好きだ。
自由な空気がある。
元スクアットの場所は好きなところが多い。
ありがとう、いかつい兄ちゃん。