carappy miniband with daysuke@white elefant,rotterdam

daysuke2008-11-20

国境越えてライブ
ロッテルダムがオランダだって気がついたのは直前だった。
近い隣の国とはいえ車でぶっ飛ばして2時間以上かかる。


アムス以外のオランダでライブするのは始めてかな。
久々に見るコーヒーショップの面構え。
町並みがきれいに整いすぎている戸惑い。
アントワープでも違ってた、ブリュッセルの移民の顔ぶれのようなカオスな町並みが好きだ。


+++


店はおされトルコカフェで、こっちの店でおされ系はなんで必ず問題あるのか。
バーテンは二人とも無愛想笑顔なし、ドリンクチケットは一人三枚まで支給で
しかもビールとコーラしか駄目。
ブリュッセルならどれもありえんなあ。


ハイネケンの生ビール、まずっ!
こんなもん飲めるか!ただでもいらんわ。
金払って(ミュージシャンにかね払わせるだけで最低、だとさ)ジュネバーを。
オランダはジンの発祥の地。
うまいが、ライブ時間にすると勝手に値上げするのはどうか。


飯も出ないので(これもありえん)久々にドネルケバブを。
以前はよく食った、三年ぶりだ。
なかなくまいんだけど、アラブ系が作るベルギーのスナックにはかなわない。
ポテトは食えたもんじゃなかった。


こういう展開で期待してなかったけど、ライブは大成功。
若い音楽大好き、というのが波でわかるいい聴衆。
ストーリー性の高いクラッピーの楽曲では歌詞に一喜一憂し
思わずハードコアに傾倒したインプロでは途中のいいところでも嘆声歓声大拍手。
目線に物理的な強度があるほどのガンミ。
聴くときは聴き、喜ぶところは喜ぶ、自主的だ。


終わったあともひっきりなしに褒めちぎられる。
いや、みんなと一緒にやったライブのおかげだよ、ありがとう。
どうもラテン系の客も多くてとにかく熱い。
抱擁の濃さが違う。


そんなよい感じの盛り上がりをたったの1時過ぎで
get out!
の一言でたたき出す店のやつら、最低だ。
そんなんだからインプロの最中に俺の日本語ラップでボロカス怒鳴られるのだぞ。
久しぶりにやりましたポエムinヨーロッパ。
馬鹿白人どもへ怒りの一撃。
謎の言語としても、後で説明しても大うけ。


帰りはジョバンニが根性見せてぶっ飛ばして早く帰れたけど4時過ぎ到着。
ぶっ倒れて寝る。