変則クラッピーミニバンド+イガキアキコ+かめだしんじ@zeezicht

クラッピーミニバンド名義でライブの日。


昼間には京都ズをブリュッセルはサンジールを軽く案内。
いちいちすべてに感動して感激してもらえる。
日本人のすべて、というわけではないが僕らの友人たちにはこの町は感動の坩堝だ。
あいにくの雨模様の市場もアラブ経営の古着屋も宝の山。
途中でみくさんとみんなでお茶、ここの店長は昔爆弾でつかまったらしい。
このあともたくさん散策して夜のライブに出発。
ニコの車でグレッグと日本人たちで。
ニコはあまりの方向音痴でお父さんからGPSナヴィをもらっていた。
ありがたい。


久々のアントワープ、やはりここは町並みが違う。
ブリュッセルより南は快楽的でいい加減なフランス系、ここらはがっちりオランダ系のフラマンだ。
また違った町に京都ズ感激中。
このカフェは僕も初めてで変則的なつくりの中にステージがある。
亀ちゃんとイガキさん、リンがいなくてグレッグが入った変則クラッピーミニバンド。
ジョバンニのドラムは最高だ。
彼はピアニストなんだけどここではドラム。
感覚直結のこの感じ、なんなんだろう。とことん気持ちのよい思い切り。
ピアノ弾きなんだよ、というとみんながびっくりする。


ガキさんと亀ちゃんはこの国に来て喜び全開で演奏しまくる。
友人が開放されて行く姿を見るのはとことん楽しい。
ほぼ全編インプロだけど、客ノリノリ踊る叫ぶチャージフリーのカフェでがっつんがつんに
盛り上げたった。



酒はもちろん飲み放題、おいしいまかないのご飯もついて。


つい俺もあれがなにで演奏爆発しすぎてね、生音だったんだけど
最後の最後にポリスがきちゃった、


たいていの、僕らが出るようなこちらのカフェは反政府的な人間がやってて、
(そういや昨日行ったなじみのカフェ(共産系)の店長は爆弾で長いことぶち込まれてた)
切符まで切られたというのにラスタヘアーの女性オーナーは終始ご機嫌。
一応いつもポリス来たら誤るのだけれども、
「そんなの全然構わない!本当に楽しかったわ!ありがとう!」
といって踊りながら帰る彼女、素敵でした。


みんな、なんて幸せな顔をしているんだろう。
俺も幸せです。
心地の良い夜が続き、帰るとあっという間に眠りの世界へ。