大黒天@難波クラブサオマイ

daysuke2008-07-14

BOILERZ(高岡大祐tuba+ワタンベds) 横沢道治per クリトリックリス flyline(渓+臼井康弘)


自主企画イベント大黒天を難波サオマイで。
4月末からがらっとスタッフが総入れ替えになったサオマイだが新スタッフもいい感じ。
セットリスト順に行くと


1:BOILERZ+横沢道治(バーフロア)
バーカウンターのあるフロアでの生音演奏。
直前までお酒飲んで超ご機嫌で逆に演奏をどうするかまったく打ち合わせのかけらもしていなかったけど
このなれた面子なら何も考えずとも直情でOK.

最後は皆を誘って三人で声を出しまくり歌いがなって終了。


2:渓 ソロギター(ルーム)
もうおなじみの渓さんのソロギター。
未体験の人にもぜひ聞いてもらいたいので一席設けた。
胡坐をかいて目隠し耳栓スタイルは不動。
スタジオのように密閉されたこの空間でひと時生音サイケデリック
初体験の人の顔はすぐ分かる、驚きで。


3:臼井+横沢(ルーム)
以前渋さ知らズで共演経験がある二人だが密に演奏をしたことはないので組み合わせ。
リズムの横沢とノーリズムの臼井、はたしてもどうなるか、と固唾を飲む。
結果はすばらしいものだった。
 
まったく違う部族がデュオをやっているような、違うからこその面白さ。
ジェンベやカホンという民族楽器を使って奇を衒わず自分勝手に行くこともなく音楽する横沢さんと
まったく独自の世界をほぼノーエフェクトのエレキギターから繰り広げる臼井さん。
この日のハイライトのひとつだったか。


4:クリトリックリス(バーフロア)
ここ最近よく誘っているクリトリックリス。
言わずと知れた(知れていないか)下ネタのナポレオンである。
トラックをバックにパンイチで熱唱、パンツは光り股間テルミンエフェクターを操る、
といってもわけがわからないだろうけど、説明不能のオンリーワン大阪芸能。
出てくるなり
「さっきまでみんな飲んだくれとったくせに、ちゃんとアコースティックで演奏しやがって、
 このチョイ悪ども、イジメかあ!!!」
と絶叫。びっくり。
クリトリックリスことスギムさんには悪いけど、彼がいつも一緒にやっているようなフィールドの人
ではないミュージシャンたちの場へ引っ張り出しているのは僕のせいなのだが
僕が好きなミュージシャンやお客に彼のことぜひ見てもらいたいし
僕は彼のことが大好きで、もしこれを見て好きでないという人とは友達にはなれそうもない。
以前からお勧めしまくっていた渓さん、初めて見て
頭抱えて床にうずくまりながら爆笑してた。こらあかんわって。
言っておきますがお笑いではありませんよ、超強力に笑えます、しかし魂の叫びです。
この日の彼の日記に思いがあります。
http://star.ap.teacup.com/clitorick/298.html


5:フライライン
そしてこの日のトリ。
目隠し耳栓(ipod)背中合わせ振るフェイスヘルメット着用で視聴覚を遮断しても爆音ギターデュオ。

もはや言うことなしのかっこよさ、であるが、ipodをお客さんに借りたのは良いが
渓さんは目隠しを忘れお客さんが差し出したブラジャーを目隠しにしていた。
メット越しにブラが見えるお間抜け姿に悶絶。演奏はもっと悶絶。
ソニックユース好きな人とか見に来ればよいのに。


全員良かった(馬鹿みたいなものいだな)。
とにかくお互いの演奏をたたえ終了。
ライブ前も飲んだがライブ後はもっと飲んだ。
渓さん沈没、スギムさんと横沢さん仲良すぎ。