瀬戸信行+高岡大祐@渋谷国境の南

daysuke2008-06-24

瀬戸信行cl 高岡大祐tuba
ゲスト:後藤篤tb


昨日に引き続き瀬戸さんとデュオ。
渋谷は駅降りた瞬間から苦手だ。
初めての国境の南に入るとここが渋谷であることを忘れた。
南国的音楽が満ちている。
料理の仕込をするマスターの横で少し合わせ。
ほどなく後藤君が登場。軽く合わせ。
いつか前に楽譜を参考資料で渡していたのが良かったか、譜面は出来ている。


本番前に酒屋で乾杯などして客待ち。
そして開演。
1部は瀬戸さんとデュオ。
チンドン屋で鍛えられているせいか、瀬戸さんのクラリネットの音は本当にタフだ。
優しく柔らかい印象よりも猛々しい溢れるエナジーが印象的。
音量を気にせず吹きまくれるのも嬉しい。


2部では後藤君参加。
歌いいっぷりというものを考えさせられる。
後藤君はジャズをちゃんとやってきた人だ、語法がジャズから発している、
瀬戸さんはいわゆるジャズはやってきていない、
クレズマーやジプシー音楽などを自己流で通してきている。
僕はジャズの語法が耳慣れているが系統だってジャズはやってない。
そして全て自己流だ。
未知の曲をやるときって、語法から自由でかつ何か飛躍するような自己流の強さがある、
というようなものを感じさせたのは瀬戸信行。
あれ、そこの音はそういくのか、と思わせたところで迷いなく次へ次へ行く。
語法に縛られないで闊達に行きたいと思った。いい音で。


表に出ると渋谷は給料日後なのか凄い人でゲロはいてる若者多数。
やはりこの街は好きになれない。