高岡大祐x一楽誉志幸@高円寺楽や

daysuke2008-06-03

高岡大祐tuba 一楽誉志幸ds,per


今回の旅の最終日。
久しぶりの一楽よっちゃんと。
ドラムは楽やで借りることになっていたがそれでも大量の持ち込み楽器持参のよっちゃん。

金物系へのコダワリは相変わらずさすがだ。


合間に軽く呑んで演奏へ。
客入りを待ったのでぶっ続け1部制にする。
最初はよっちゃんのソロ。
聞くと高校生の頃から久々2回目のソロになるらしい。
金属音のサスティンの長短の違いのなかからドラム、
大量の小物類が太鼓面の上に並んだり取り去られたりせわしなく楽しい。
非常に簡潔に数曲演奏。


続いて自分のソロ。
最近はじめたイスラム奏法って適当な名前だが
管を幾つもはずしてネイやカヴァルのように吹く。
tubaは物理的にでかいので倍音は非常にたくさん出る。
出音の予測がつかないのが楽しい。
口元付近で不思議な音がたくさん鳴っているのでそれを増幅するためにマイクを使用。
まだ演奏能力が完全ではないのだがそれでも相当面白い演奏が出来たと思う。
ここにその録音あります。
http://pontdujapon.seesaa.net/
音質滅茶苦茶粗いですが面白い。
続いてtubaソロ。
最近続けている自分の中で民謡だと思っている演奏。
弾みがついていたのかこれも楽しかった。


少しの休憩でデュオに突入。
これがまた転がり続ける楽しさ。
よっちゃんとはなんだかリズムの取り方が似ている様で
なにも考えなくても気持ちよいところにいく。
小難しい即興にならずいつまでも出来そう。
非常に良い。


惜しむらくは客が少なかった、残念。
またやりたいものだ。
これはすごい。


東京最後の夜にアジトで天国に行ったロックンロールの元祖、ボ・ディドリーを朝まで聞き倒す。
オリジネーターの力は偉大だ。