BOILERZ TOUR SUMMER +α 2008 GO

さあ出発だ、いま日が昇る。


ライブの告知ばかり書いているミュージシャンの日記はスルーされがち。
しかしまあ、いつも駄文ばかりなのでたまには書くと見てくれる人がいるかも。


私は別に旅が好きなんではない。
音楽のあるところ、演奏できるところにどこまでも行くだけである。
今回は久々の2週間近いコース。
かわぎりは17ヶ月ぶりにライブする山梨大聖寺
空海作の不動明王のお膝元での演奏だ。


旅の相棒はワタンベ。
バスと電車を乗り継いで移動するが勿論ドラムを持って。
昨日は公園でリハをした。
彼は勿論チャリでやってきた。
 
椅子がなかったのでチャリがドラム椅子になった。
 
この人は・・・なんでもいいんです。
弘法筆を選ばずワタンベ楽器を選ばない。
全国のライブ会場の皆様、椅子を貸してください。


さあ、行くぞ。
大阪市天王寺区民族音楽
沸騰するアコースティックデュオ
we are BOILERZ


★BOILERZ+渓
5/24(土)start 19:30
【山梨 大聖寺】甲斐百八霊場第百番札所 本尊 不動明王(国重文)
http://www2.ocn.ne.jp/~daishoji/
BOILERZ(高岡大祐tuba+ワタンベds)
渓g
2,000円
(飲食持ち込み自由)
tel 0556-42-2815  fax 0556-42-3915


★BOILERZと女たち vol.1
5/25(日) start 19:00
【池袋バレルハウス】(03-3986-2871)
http://www.barrel-house.net/
◆出演
 BOILERZ(高岡大祐tuba+ワタンベds)
 佐々木彩子vo,p
◆カンパ制


★BOILERZ@渋谷(short)
5/26(月)start 21:00
【渋谷Bar Isshee】
http://isshee.at.webry.info/
BOILERZ(高岡大祐tuba+ワタンベds)
投銭制


★BOILERZ+渓@高円寺
5/28(水)start 20:00
【高円寺楽や】(03-3338-6068)
http://www.luck-ya.com/
BOILERZ(高岡大祐tuba+ワタンベds)
渓g
1,000円


★沸騰祭@早稲田
5/29(木)start 20:00
【早稲田SABACO】(03-5272-7385)
http://www.sabaco-cafe.net/
BOILERZ(高岡大祐tuba+ワタンベds)
渓g
徳久ウィリアムvo
山本達久ds,per
2,000円(1D付)


★BOILERZ+クラッシー
5/30(金)start 20:00
【柏モナイゾ】
http://members3.jcom.home.ne.jp/monaizo/
charge 1500yen+1drink


★BOILERZと女たち vol.2
5/31(土) start 20:00
【池袋バレルハウス】(03-3986-2871)
http://www.barrel-house.net/
◆出演
 BOILERZ(高岡大祐tuba+ワタンベds)
 タカダアキコ(dance)
◆カンパ制


★2008横浜マリン エンターテイメントショー
6/1(日)
横浜赤レンガ倉庫周辺特設会場】
http://www.yme.gr.jp/
詳細は私にお問い合わせください。
入場無料、お昼の出演です。


★twin drums one tuba
6/2(月)start 20:00
二子玉川 BAR LIALEH】
http://lialeh.net/index.html
高岡大祐tuba 沼直也ds ワタンベds
charge:席料500円+投銭


★高岡大祐+一楽誉志幸
6/3(火) start 20:00
【高円寺楽や】(03-3338-6068)
http://www.luck-ya.com/
高岡大祐tuba 一楽誉志幸ds
charge:千円(+オーダー)


全て詳細はこちらへ。
http://www.bloc.jp/daysuke/

天気の良い日。
われらボイラーズ(高岡大祐とワタンベ)は山梨へ向かう。
一番安い交通費でいける経路を選んだ。
近鉄鈍行(by株主優待券1,600円)で名古屋へ3時間。
名古屋からバスで甲府まで4時間。
甲府からJR身延線鰍沢口駅まで50分くらい。
この駅で計算と合流。
そこから石田永明和尚に車で迎えに来てもらって40分くらい。
長い道のりだった。


僕にとって17ヶ月ぶりの、渓さんとワタンベには初めての大聖寺
奥様のとても美味しい料理を頂きながら永明さんと皆で楽しく乾杯。
外からは無数の蛙たちの歌声。心地よい。
前乗りして本当に良かった。


夜中、もう寝ようかな、と思っていると渓さんの姿がない。
明日の演奏会場である場所から音が漏れている。
巨大な釈迦入滅涅槃版画の前に胡坐をかいて一心不乱にギターを弾いている。
扉の隙間から覗いていた我らはたまらず誘われるままに入る。
僕はギターホールと版画の間に頭を横たえる。
全身に音を浴びる至福。このまま入滅してしまいそう。
気がつくとワタンベは頭の上にシンバルを乗せてネジで擦りながら踊っていた。
これは夢ではない。夢のようだけど夢ではない。


気がついたら僕は意識を失っていた。
音が止まる瞬間に現世に帰ってきた。
今あったことが夢でないことを確認してから
独りお先に本物の夢の世界へ向かった。


明日が素晴らしくなることは、もう分かっていた。