THANXGIVEN@難波サオマイ

daysuke2008-04-30

 出演者
 moody北村(浮世離れDJ)
 益山貴司(劇団子供鉅人主宰)
 BOLSHOIZ(谷町ケダモノバンド)
 BOILERZ(野良系パンクジャズデュオ)
 クリトリックリス(ネオスカム最終兵器)
 瀬戸信行(フレイレフジャンボリー)
 イガキアキコ(たゆたう)
 宮田あずみ(薄荷葉っぱ)
 下村ようこ(薄荷葉っぱ)
 ヤブリンコーネ(デグルチーニ
 亀田真司(地中池)
 横沢道治(タダオと横沢)
 タダオ(タダオと横沢)
 MINORIベリーダンス
 高岡大祐
 ワタンベ


とまあたくさんの出演者参加と相成って。
難波のサオマイはロケッツと同系列のクラブでそこの従業員さんたちにはことのほか
お世話になっていたこの2年とちょっと。
近隣のミュージシャンたちや演劇者たちも企画させてくれて海外からやってきたり
国内の旅ミュージシャンたちが立ち寄る場所でもあった。
急な話だったけどスタッフ総入れ替えということになって、半月前にこの企画を
ワタンベと立ち上げた。
お世話になったの人に、サンクスギブンは感謝祭の意。


一番乗りして準備とリハーサルの段取り。
やぶっち中心の楽団子供鉅人はアコースティックで。
久々の地中池は主催の一人阿部万里江嬢がアメリカにいるので彼女抜きの出来る編成で。
なかにはリハが出来ないチームもある。
DJフロアとライブメインのルームのセッティングもかなり大変。
段取りは変更に変更を重ねてんてこ舞い。


6時の開場でmoodyさんにDJをしてもらう。
昨年のベルギー壮行会的イベントウジカヴィカジコ第一回でも来てもらっていた。
彼のかける突拍子もない選曲は本当に面白くて自分で呼びたいほぼ唯一のDJさん。
いきなりぶっ飛ばされて何度も何度も何をかけているか聞きに入った。


7時予定だったものは少し押して、ライブ開演はギリギリ間に合った益山貴司。
劇団子供鉅人は僕ら近隣の中心的存在でここでのイベントはつい先日行ったばかり。
俳優のバブちゃんとカンちゃんも引き連れてお別れの挨拶と感謝の意を巻物にまとめて朗読。
これに勢いを得てそのままフロアでボイラーズ。
ワタンベは先日神戸のイベントで着たという派手な衣装で出場。
いきなり大量の汗。このお店で初めてにしておそらく最後に演奏だ。
天井が高くPAなしの演奏で反応が難しいが気にせずぶっ飛ばした。



今回幕間には必ずmoodyさんにDJを短くはさんでもらい転換の時間にも当てた。
次は京都組。地中池の中から京都チーム選抜でフロアで演奏。
打って変わってほっこり和む。


DJ挟んでまたフロアでヤブリンコーネ中心の楽団子供鉅人、
のはずだったのだが気がつけばデグルチーニと彼のバンドのヴァイオリニスト、ハタノアツコ嬢が
参加していてこれはオリジナル・デグルチーニだった。
僕は段取りをそれほど知らされておらず。
どういうことか良く分からない。
ヤブリンコーネにある程度まかしたつもりだが、彼の弱気がそうさせたのか
まったく違うものになった。
演奏中、僕もまるでやる気なくした。
席をはずして呑みながら鑑賞。
最後呼び出されてまったく魂の篭っていないサポートを一曲。
 


ルームに変わってタダオと横沢。

横沢さんは古い付き合いでこの店にもよく出てもらった。
彼のこのユニットは初めてここで。
シタールの響きが蔓延して気持ちよい。
ここに昨日共演したベリーダンサーのMONORIさんにゲスト飛び入りしてもらう。

妖艶にして豪快な舞いに釘付け。
ここでまた相当時間がオーバー。
しかしせっかくの最後だからなるべく時間を気にしないで行こうと思った。


ここで少し眺めのDJタイム
ルームでは直前に決まったお店スタッフ植木君のお笑いコンビ・バレンタイン。
ネタを幾つか披露。

大阪の観衆はお笑いに厳しい、頑張ってくれよー。


またDJを挟んでルームで地中池。

久しぶりの難曲演奏で汗かき楽しい。
ここでもMINORIさんに踊ってもらい花を咲かせてもらった。


今度はフロアでクリトリックリス。
僕が大ファンでいつかサオマイでやってみたいと思っていた、この機会は逃せないので
急なお願いでお呼びたてしたもの。快諾で出演に感謝。
この日は初期クリトリックリスの編成でギターのクリトリックタイガーまで登場。
打ち込みバックに渾身の力で喋り歌いとタイガーはトラのキグルミをどんどん脱いで
最終的には二人ともビキニパンツ一丁に。
スギムさんの足元に出来た汗の池がなによりこの力の入れようを語る。
非常に素晴らしかった、大阪パワー。


そして最後にルームでボリショイズwith横沢道治。
ボリショイズは結成少しのころからこのお店あって発展してきたようなもので感謝は尽きない。
特にスタッフのトモさんは本当に力を入れて応援してくれていたので
彼女のためにこのイベントは捧げたようなものだ。
開演前にいろいろあってどうなることか、だったがふらふらのくらくらになるまで演奏した。


終わってみたらとっくに終電のない時間。
挨拶も出来ずに帰ってしまった出演者がいたほどの時間。
全員時間オーバーしてたもんなあ、しょうがないか。
いつもは何かと完璧に進行したがる僕がこの日はそれをやめた。
もういつこんなことできるかわからない、迷惑承知でやってみた。
おなかいっぱいのぱい。


スタッフの皆さんに感謝を改めて告げる。
少し呑んで話して片付けたらもう3時。
朝食ってそれ以来何も食えてなかったことに気がつき空腹で倒れそうだったので
しょうもないチェーンの飯屋でたらふく食ってふらふらでチャリで帰宅撃沈。