THE CRAPPY MINIBAND japan tour2008@大阪フィドル倶楽部

daysuke2008-04-08

the crappy miniband
LYNN CASSIERS (voice, effects) aka Ying;
NICO ROIG (toy guitar, effects, omnichord, little toys and more stuff)aka Yang;
GIOVANNI DI DOMENICO (toy drums and little percussion) aka Yung;
PAK YAN LAU (toy accordion, toy piano, effects, toys...) aka Yeng
ゲスト:高岡大祐tuba


いよいよツアー最終日。
ついにこの日が来たか。
昼ごはんは一緒にとることに。
daysukeの好きなところを、という指定だったので昼に人気の魚の美味しいところへ。
何故かニコはこの場に居らず待っているのも何なのでニコ除いていった。
パクヤン大丈夫かなあ、と思ったが頼んでみると好意的で野菜のてんぷら定食を作ってくれた。
これが凄いボリューム、4人でも食いきれるかどうか、というボリューム。
僕らは魚を堪能、それらもとてつもない量が出てくる。
魚ならいくらでも食える、ブルドーザーのように山を突き崩していく。
ついでに天ぷらももらう、満足。


勘定の際、daysukeたちは払わなくていいからね、という。
あんたら金にならないツアーしてて金なんかもってないでしょうに、でもこの人たちは
基本的に大阪のオバハンのように勘定したがるのだ。
お世話になった恩返しを、とてもしたがる。
払ったら怒られそうな勢いに押され、マー君と僕はご馳走になる。


昼はちょっと余裕がある出発が出来てよかった。
結構近所、地下鉄で1本でいけるのも魅力的。
フィドル倶楽部に行くとタイバンのフレイレフジャンボリーの面々がいた。
今日はtuba抜き、ギターが入る特殊編成で臨んでいる。
出番は僕らのほうが後だがリハも後のほう(普通は出番の逆にやっていく)
ちょっと勝手が違うのでセッティングはいろいろしたがなんとか終了。
先の出番のフレイレフのために場所をあけてセッティングしなおして準備完了。


合間の時間には僕は自転車を借りて資材の買出し。
帰ってきたらニコのバスチケットの準備など。


お客さんの入りはいい感じ。
お店のお客さんか結構年配の人も多い。
フレイレフが演奏中僕は受付を手伝う。
ギターのタジマさんのボーラン(アイリッシュの太鼓)のソロからはじまる。
その不思議な音色にまず釘付け、そこからフレイレフワールド。
うん、だいぶ感じが違う、ギターが入っていることもあるけどそれ以上に。
ヨーロッパで自然に交流しているジプシーやモロカンと電気ものの出会いのようなものも。
そして生音で轟音な感じはこの場所特有か。


そして2部は我らクラッピー。

1部だけの構成でも充実できる感じが出来ている。
とてもいいのだが、気になることどうしてもあって曲の合間にストップ。
客席で誰の断りも入れずに堂々とビデオカメラ回している男がいて、気になる。
誰の許可を取っているのか、許可がないならどういうつもりか、はっきり言う。
やはり誰の許可も取っておらず勝手に、しかも目障りな存在でライブの邪魔。
撮りたいならいま許可を取れ、といってとらせはする。
気持ち悪いままで何かをやり過ごすことが出来ない。


気を取り直して演奏はいい感じ続行。
最後にはフレイレフのメンバーも入って子供の行進曲のような曲で大合奏、
昨日で調子に乗ったので楽器をそこらじゅうにばら撒いてお客さんも参加で大団円。
おもろかった、ああ、ついに終わった、という感じが僕にする。


後はお店の心づくしの宴会、料理を頂く、
のだが、その前にビデオ男に一言言ったが、この男の態度がはなはだ良くない。
真面目に話を聞く気がないのか、勝手に撮影して何が悪い、というような事を言う、
もう面倒が臭くて、こういう人には口でいっても分からないのなら
俺が手を下すかどうかは別にして、体で分かっていただいて、ご自分の口から
理解を発言してもらうしかないか、どうなるか知らんけど、というところで
マスターの仲裁が入る。大人の人はこういう空気を読まれるんですね。
めんどくさいもん、はなすんとか、この世から消えてもらっても俺は一切結構だ。
世の中には正義も道理も何も通じない世界があることを実感してもらうしかない、俺的には。
自分が正しいなんて思ってもないが、俺が好きな言葉は自然淘汰だ。


などとちょっとそのときの怒りを思い出してしまったのだが、
やだったなあ、クラッピーの前で僕は怒ったところ見せたことなかったのに、
最後の最後に見せてしまったのがイヤだった。
まあ本質なんですけどね。


で、本当がどうか分からないけど連絡先だけ置いてかせて出てもらった、その男には。
俺はすぐ名前も顔も忘れるけど、知らんよ次やったら。
お店のかたがたやお客様と楽しく歓談。


お店をはけたら、最後の打ち上げの手前。
てんぷら若松で美味い日本酒と最高の天ぷらとダイジロウとの楽しい会話で。
本式の天ぷらにメンバー一同大喜び。俺も大喜び。
ポコペンに戻ったら、稽古等で疲れて寝ていたマー君はじめみんながおきだしてくれて
最後の宴会。
サプライズで贈り物まで用意されていた。
この人たちは・・・本当にスイートだ。
宴会の模様はすでに次のひにのっきにアップしていたからそちらを参照してください。
素晴らしい、素晴らしい夜だった。