THE CRAPPY MINIBAND japan tour2008@入谷なってるハウス

daysuke2008-03-30

the crappy miniband
LYNN CASSIERS (voice, effects) aka Ying;
NICO ROIG (toy guitar, effects, omnichord, little toys and more stuff)aka Yang;
GIOVANNI DI DOMENICO (toy drums and little percussion) aka Yung;
PAK YAN LAU (toy accordion, toy piano, effects, toys...) aka Yeng
ゲスト:高岡大祐tuba
飛び入り:泉邦宏as 後藤篤tb 高橋ヤスtb ハタノアツコvln


いよいよ東京最終日。
もうそろそろ電車移動も勝手知ったる感じで鶯谷駅で集合。
そしたら全然到着しない・・・。
ニコとリンがそれでもなんとか到着するがパクヤンとジョバンニが着かない。
どうも違う乗り口から乗ってはぐれたらしい。
待っていると電話の着信あり、待ち合わせの南口にいるがdaysuke何処にいる?とのこと。
それはないよ、ここ南口だもん、あんたら透明人間にでもなったか?
どうも違う駅から話しているようだ、上野の隣の駅でウグイスダニって前日に念を押したのだが。
昨日も同じ駅から一緒に乗ったというのに・・・。
ちなみに記憶力にあまり自信がなく聞き取りも悪いパクヤンは最初からあまり覚える気がなさそう、
ジョバンニはこの中で一番しっかりしているので大丈夫だと思ったら今回はアウトだった。
ここからもかなり待ってやっと全員集合して会場へ出発。


ここでもう一つ、結構な雨が降っている。
欧州人は基本的に傘を刺さないのが好きな人が多い。
しかしこの雨で大荷物の移動はこくなのでタクシーを使うかどうか聞いてみる。
全員一致でノー。歩くのは苦にならないし雨も気にしない。
ここらへんのタフネスが一緒なのは結構助かる。


ひーこらいいながら、しかし楽しく会話して会場なってるハウスへ。
遅れたことを詫び早速セッティング。
ステージの幅がそれほどないので2列にセッティング。
煩雑ではあるがもうここらへんでセットは慣れてきたもの。
そうこうしているうちに今日のゲスト参加の4人がやってきて。
波多野さん以外はマイクなしなのでセットも何もなく。


合間に僕はジョバンニの急なお使いで打楽器屋にブラシを買いにぱしる。
この近隣在住でいつも写真などでお世話になっている中津さんに簡単なケータリング
(なってる近隣は飯屋の選択肢がなくパクヤンにはきついため)をお願いし
チャリを借りてひとっ走りいって買出し。
僕は飯なぞ食う時間はないだろうから急いで食い物をあさり雨を味付けにチャリ運転夕食。


もはや日本で慣れてきた演奏は安定感あり。
しかしジャズクラブってかんじだとやっぱ少し客席が硬い。
たぶんメンバーからしたら反応が一切分からなかっただろう。
酒飲みながらご機嫌で聞いてくれる泉さんの歓声がありがたい。


2部は飛び入りゲスト4人を招いて。両翼に挟まれてクラッピービッグバンドてな感じ。
イントロンボーンなんて凄い豪華だ。
泉さんはあちこち動き回ってクラッピーのサウンドにぴったり。
少し呑みすぎかな、でも楽しそうだからまあいいや。
ここまでやらなかった、ファンファーレ(ブラスバンドの意)曲を一緒にやる。
楽しくどがちゃか雰囲気最高の大団円。


このバンドはまさに音楽をミュージシャンだけでなく客席や場所と一緒につくる。
なのでこの日の硬い会場の雰囲気は少しやりにくかったかもしれない。
ゲスト参加者の華やかさでかなり盛り上がってよかった。
箱からのコミュニケーションがないようなところでは、僕だってやりにくい。


少し上がってきた雨の中を歌いながら帰る。
かなり遅い時間まで明日からの旅支度などに備え、僕は他準備にいつものように
朝方までかかるのを仕上げる、皆が寝込んでいくのを見ながら。