『浦朋恵クレズマーの世界』@アメリカ村アバニコ

daysuke2008-03-09

浦 朋恵 clarinet 林 美紀 piano 高岡大祐 tuba


イノウラトモエでおなじみのウラの自主企画。
アメリカ村アバニコで。


2日に同じメンバーでやっているので少しこなれている。
きゅうきゅう寿司ずめのお客さんの前で演奏。
ウラがやりたいという、どすどすのトラディショナルクレズマー曲を演奏。
ほぼ楽譜どおりそのままに。
こういうtubaらしい演奏というのは僕には非常に珍しいだろう。
勘違いされそうだ、お客さんに。
案の定tubaのこととか聞かれるが、本当に良く知らない。


ウラは巨体汗まみれで奮闘。
こちらは数ヶ月ぶりか、汗一つかかないで演奏。
手を抜いているわけではない。


よそでもかいたが、やはり自分がユダヤの曲を演奏することに違和感を感じる。
別に無宗教だけど心情的に。
アラブだったら良いのか、といわれるとそうでもない。
無条件に民族音楽を演奏することに抵抗があるのだ。
今回は「自分でなければならない」という感じは希薄。
そのあたりもあるだろう、考えさせられた。


この日、アバニコは特別メニューが用意されていた。
鶏のフォーと鶏のヌクマム揚げ。
ビールにも焼酎にもあう、終演後の口福。
このお店は美味いものだらけで皆幸せそうだ。

ウラともゆっくり話せてよかった。