Xまでイク日＠梅田Shangri-La

ドラびでお/クリトリックリス/岡野晶/オオルタイチ/MIPOX/ウラトモエ

この日はウラトモエのサポートで。
イノウラトモエで知られる女傑クラリネット奏者によるガチンコ・クレズマー。
林みきさんpで僕がtuba。
ほぼ楽譜どおりでクレズマー。
民族音楽って感じだと、どうしてもサポートの感が否めない。
まあ普通にtuba吹いてりゃいいんだけど、自分である必然性は感じにくいわなあ。
それほど否定的に思っているわけじゃないけど、いまユダヤをやるのは、ちょっと重い。
欧州にはムスリムの友人もいるし････。
きいたらおこるだろうな。
どうも外国の音楽をそのままやるときにはこういう類のことを考えてしまう。
なんでもやるけどね、基本的には。

タイバンの顔ぶれを見るにわれらだけ異色の感が。
普通なら他の人たちのほうが「異色の顔ぶれ」なんだろうけど普通に演奏してるだけで
こちらのほうが異色だ、こういうところでは。
飛び道具、仕掛け、変態、なしだもんな。
まあウラと僕の体がデカイくらいか。

時間の関係で全部は見れなかったけど見た分は非常に楽しんだ。
久々に見たオオルタイチ氏は音色の選び方から歌い方見せ方まで厳選の感。
とてもいい感じだ。

そしてこの日の何よりの衝撃はクリトリックリス！
印象的な名前はずっと記憶にあったけど今回が初めての体験。
ビキニパンツ一丁のハゲ男が（失礼）一人でステージに立ちマイクと
なにやら打ち込みのようなものでパフォーマンス。
名前に恥じないシモネタのオンパレードなのだが、全身を汗しながら
魂込めてマイクを握る姿に心底感動した。
いや、もうシモネタなんですが、なんていうんやろ、
大阪人による、その独特の言葉遣いとリズム感、僕も生粋の大阪人なんで
どこか鷲づかみにされるほど、ぐっと来た。
数度新に装着されるパンツにはいろいろな仕掛けがしており
エフェクター部分が股間にあるものではそこをいじりながら
テルミン着いてるパンツまであった。
椅子から落ちるくらい笑わせてくれたし、それ以上に感動してしまった。
興奮冷めやらず数度握手をしてもらう。

＊後日、ファンレターをおくったら非常に丁寧な返信を頂いた。
　やっぱりとても善い人のようである。見たら分かるよ。
　すっかりファンです、僕。
　そんなクリトリックリスさんのブログ
　http://star.ap.teacup.com/clitorick/
　下品嫌いとか言う人は見るでないよ。
　お笑い嫌いの僕が大好きな笑いのツボです。

そして久々のドラびでお。
なんと全作が僕は初めて見る新作で嬉しかった。
前以上に生々しい演奏に戻っていたのも見所。
相変わらずぶっ飛んでいます一楽さん。

タイバンのかたがたの収穫で気分よく帰途へ。
しかしお客さん、少し寂しかったね･･･。