≠+西村直樹@高円寺楽や

daysuke2008-02-18

≠高岡大祐tuba ワタンベds 西村直樹b


ワタンベと高円寺へ。
楽やにつくとすでにセッティングを終えた西やんがいた。
二人を紹介する、といっても実はこの二人は数年前に共演しているらしいのだが
お互いにほとんど記憶がないということ。
はじめまして見たいなものの挨拶。


今日は珍しく西やんはエレキベースだ。
僕は生音でワタンベはいつもの自作ミニドラムセット。
軽くリハをおえたら軽く繰り出す。
元は大阪が本店なんだよね、鶏貴族は。


遅れて入りいつも通りまずは二人で。
もうこの時点からこの日は何かが決まっていたのか。
体にすごいことキツイ。日々速度と強度が上がっていく演奏に自分たちがやられていく。
そこにアッパーのりのりの西やんのベースが入って大変なことに。
1曲でチューニングが無茶苦茶になるくらいベースを弾き倒す。
こちらは肉体が楽器だ、色んなところが狂う。


燃え上がる演奏だった。
自分は久々に思いっきりぶつかれるベーシストと演奏、
ウワ者にいかせてもらったのは久々であった。


我ら二人としてはもう、とんでもないことに。
もうとんでもないくらい、疲れる。
勿論それは悪いことなんかではなく、そのくらい全身全霊かけて演奏している
肉体によるものなんだが、昨日の疲労具合は尋常ではなかった。
音楽の強靭さに、さしもの動物的タフネスを誇る我らもガタガタになった。
自分の能力以上に強い音楽をやろうとするとたち現れる何か。


ともあれ、終演直後の疲れ具合はとてつもなく、
体の中心にある何かがギリギリと痺れるくらい。
例えるなら、鉄パイプで力いっぱい何か硬いものを殴り続けたような
全身が震えるほどの疲労


この日来た人はラッキー。
こんな限界演奏はなかなかない。
酒もそんなに飲めなかった。
この日の時点でこれ以上ないか、と思うくらいの何か。
あまりの疲れっぷりにお互い速めに休息を取る。