≠:春日井CAWA

daysuke2008-02-15

≠:高岡大祐tuba ワタンベds
ゲスト:石渡岬tp


夕方に二人で電車で出発。
ワタンベは今回、彼特製のミニドラムセットを持参している。
これはフロアタムの中にマトリョーシカ状態で全てが納まるもので彼の自作。
ドラムとしてはこれ以上ないくらいコンパクトなのだが、それでも重量はなかなかのもの。
こちらはtuba担いでいて二人ともひいひいいいながらの移動。
加えてラッシュ、さらにバスの乗り継ぎまである。これがきつかった。
ようようCAWAにたどり着く。
お店のかたがたにご挨拶。
あまりリハなど出来ないのでギリギリにセッティング。


1部はこれまでどおりデュオで。
そしていつもどおりの蒸気溢れる演奏であっという間に汗びしょ。
しかもこの日は具合の悪いことに服の選択を誤った。
汗を吸って発熱する特殊素材で出来た長袖Tシャツ。自分で作り出す無間地獄。
もうこれはギャグだ。
演奏の細かいところはなかなか表現できないものだ。


2部で1曲デュオの後に岬ちゃん入りでトリオ。
前回演奏したときよりも主張がはっきりした演奏をする彼女。
集中もしているようだ。
最後まで緊張感のある演奏を続けた。
最後の最後の曲でテンポリズムを見失っていたけどその状態でも音楽的に何とか乗り越えていたあたり
成長を感じる。


お店のスタッフの方大喜びで幕。
この日はカンパ制でお客さんの反応はイマイチ読めず。
昨日の今日だったのでちょっと難しく感じてしまったか。
音楽はいろいろだ。
知らない人の音楽の見方というの含めて、お客さんの発見で出来ていったり。
頼るわけではないが、ライブはそういうものかもしれない。
少なくとも、僕が関与するライブは、ステージから一方的に投げかけられるものを
客席でオーディエンスが受け取り続けるような類の音楽ではない。
できりゃあキャッチボールかなんかしてみたいものだ。


終演後はワタンベとここのレコードコレクションをあさりDJごっこをして愉しむ。
まったくここのコレクションは凄い、趣味のよさや幅広さ、最高。
今度は5周年で大友良英さんのソロをやるらしい。


店長手編みの毛糸の帽子とベーグルをゲット。お土産にする。
ほくほくで帰途へ、車って楽だ。
そしてまた未明朝までの音楽宴会。
ワタンベ先生、タフですね。