CONNECT:劇団子供鉅人「157」最終日@難波精華小劇場

daysuke2008-01-14

子供鉅人http://www.kodomokyojin.com/


いよいよ最終日。
さすがに昨日のダブルヘッダーと深夜までというので体がきつい。
しかも今日は昼間の公演だ。
しかし最終日ということで気合は入る。


今日の稽古はヤブリンコーネの姿なくスタート、おーどうなる、
と思って彼が最初に演奏するパートを3音くらい僕が弾いたら
すぐに入ってきた彼。
ワタンベ曰く「天才やな」、そう、彼はいつも凄いタイミングの持ち主。


稽古はことなく終了。
昼食を取って楽屋でごろ寝して体力を稼ぐ。


1番手のクリクルムさんらは毎日演出ががらっと変わっているようだ。
こちらも出番ギリギリ前なので見に行けはしないがモニターで見るに
今日は一番良さそうだ。


続いて我ら。
最終日の何かがやってくる、気合と緊張と高揚がうまいこと凝縮して流れてくる。
客席から見ることは出来ないので本当のところはどうか分からないが
自分らにも手ごたえのある形で、今日が一番の舞台だったと思う。
終演後は爽快感。


アフタートークマー君あほやー。
突然脈絡もなく彼の母校の校歌を歌い始める。
客席の同級生たちも一緒にうたっとる。
このトークがこの三日間で一番めちゃくちゃだった。
彼がいうとおり、「やりたいことは全部芝居のことでやってる」のだ。
それを後で言葉にするのは、ナニであるよな。


全て終わった後は我らの楽屋でスタッフや皆さん合わせて懇親会。
昨日よりは寂しいもののスナックや酒でわいわいと。
舞台監督久保さん含めスタッフの方にもよくしてもらい、今回の舞台やりやすかった、感謝を。


良い感じの時間にお開き、後はポコペンへ移動して我らの新年会と打ち上げ。
四畳半にぎっしりの人、酒、鍋。
僕は音楽をセレクトして適当にかけまわす。
身動きも出来ない満員の宴会。
今回の舞台の充実振りがうかがえる満面の笑顔多数。


ワタンベとも話していたのだが、ずっとこんなのでも、ええなあ、と。
オモロイ連中と組んで芝居に音楽つけて、たまに自分の音楽もやって。
演劇の中での演奏にも自分の演奏に対する何かを見出せるし、
自分以外のものとするのは、やはりいい。
今回は8割方の作曲(というほどのことではないが)も僕がやってみた。
一緒に作る喜びも存分に味わった。
しかもこんなオモロイ若いやつらと。
楽しみは尽きない。


しかし宴会も尽きない、一体何回目の新年会だろうか。
一人一人、その場で崩れ落ちて寝入り、僕も朝方にコタツで撃沈。
長い長い今年の正月は終わった。