地中池@京都アヴァンギルド

daysuke2008-01-10

地中池

http://chichuike.exblog.jp/

■出演者

阿部万里江/アコーディオン(Four Flea Circus)

かめだしんじ/サックス (Pao)

イガキアキコ/バイオリン (たゆたう)

池田安友子/パーカッション (三田村管打団?)

Kei/ギター (ett, from 名古屋)

下村よう子/うた (薄花葉っぱ)

瀬戸信行/クラリネット (フレイレフジャンボリー)

高岡大祐/チューバ (ex渋さ知らズ)

ワタンベ/ドラムス (トウヤマタケオ楽団)

宮田あずみ/コントラバス (薄花葉っぱ)

ウエッコ/ギター(ザッハトルテ) 

                1. +

かくも巨大編成に変身した地中池の京都公演。
前回は昨年の6月だっけ、あの時より増えて今回は11人編成。
全員で演奏する楽曲は少ないとはいえそれでも凄い数。


前回のライブの音響も考えて基本的に生音重視のセッティング。
ツインアコースティックギター(アンプ使用)にコントラバスとtuba、
ドラムにパーカッションとリズム隊はかなり重厚であり
それに乗る上者は各楽器独りずつという潔さ。


地中池沿岸の諸国の音楽のバラエティ豊かさを我らなりにアレンジ、
さらに何人も即興演奏家がいるためにフリーの要素も重視。
エナジーたっぷり、ハイコストパフォーマンス。
難しい楽曲をやっつけるのは非常にカタルシスがあるし
ソロのパートは完全に演奏者の自由に任されているので
僕などは暴れtuba吹きというここでのキャラクターを存分に出せる。
それは各人も一緒で持ち味が最高にいかされている。


ありとあらゆることがあって全部は書ききれないけどとても楽しいライブだった。
自分の出番がないときはほっと一息、楽しめるのもよく。
今回のおいしいとこ一等賞は名古屋から参加のkeiさん。
最後の曲でさあソロだ、とポーズも決まってはじまる、と思いきや
立ち上がるとほぼ同時に後ろによろけギターアンプごと後ろに勢いよくひっくり返る。
がちゃーん、これだけで終了、うわあ。
楽しい楽しいわーいわいー、とやりまくっていたらライブ終わったら3時間も経っていた・・・。
あわてて酒を頼んで乾杯、大阪組は終電が早いのだ。
このバンドのライブ後の酒は格別、ハードな労働とスポーツとアートを一緒にやった感じ。
この日は急ぎ足で帰る。