登敬三ヤニックデュポン高岡大祐@松屋町・呂

daysuke2007-12-27

登敬三ts 高岡大祐tuba yannick dupont(ds)



家から近所で気が楽な場所、松屋町の呂(るー)へ。
ここは僕が演奏するお店でも最も小規模(正式には今回初めてなのだが)で
セッティングをするとお客さんがトイレにもいけないということで入り時間はギリギリ。
リハも出来ないとはジャズなお店だ。
ポコペンでヤニックを拾って店へ、ここまで3分くらいか。
ドラムのセッティングを手伝うとどうもここにはシンバルがない模様。
ポコペンへ取りに帰るヤニック。
まあ今日は特に準備も時間もかからないので余裕。
ほぼ満席のお客さんがずらりカウンターに並んでいる。


僕は半分くらいカウンターの中に入った状態での演奏。
登さんのサックスのベルはカウンターより下にある。
半歩動く余裕すらない状態。
意外と動きを封じられると最近は困ることに気がついた。
登さんはその状況もなんのその、さすがの野太い音を吹き鳴らす。
こちらベルは上、文句なんていってられない、思いっきり吹く。
ヤニックは決まりごとのない久々の演奏もあってか奔放に演奏している。
ここ最近で最もジャズらしい演奏をしていると言えよう。
ドライブ感もいい感じだ。
登さんとやっていると真剣な歌心溢れる演奏の中に独特のユーモアというか
なんかへんてこで面白いことが起こる、これがとても面白い。
もう15年くらいかれこれいろいろやっていると思うけど衰えない力強い音を間近で聞くたびに
自分はまだまだこれからだと思う。
1部2部ともに汗かきまくりの熱演で終了。


終演後ヤニックは上機嫌の模様。
久しぶりのまともなドラムでよかった、録音を分けて欲しい、とご機嫌だ。
しかし、自分のドラムが叩けない状況でも自分の力でぐっと楽しんでやってもらいたいんだが、
よろしく頼むぜ相棒。


連日のハードな飲酒もこの日は小休止。
大人しく自転車で帰宅。