クリスマスコンサート@京都ATHA

daysuke2007-12-25

瀬戸信行cl 登敬三ts 都丸智栄accord 高岡大祐tuba yannick dupont(ds)


ヤニックとの関西演奏旅のはじまり。
まずはワタンベに彼特製ミニドラムセットを持ってきてもらう。

これは自転車に乗せて運べるという凄いもの。
キャリーに載せてこりゃ楽勝移動だ。
瀬戸さんとヤニックカップルと4人で京都へ移動。


会場であるアタはベルギーから帰ってきてすぐにあった京都での仕事のときに呑みに行ったバーだ。
立ち飲みだけどピアノも楽器もあって、前回来たときはミュージシャンならなんかやれ、って話になり
そこらに合った楽器で適当なセッションしたら異常に受けた、盛り上がった。
なんだか日本っぽくない外国の中に居るよう名乗りの良い場所。
細長い店内、座るカウンターの周りに配置するミュージシャン。
ちょっと叩きにくそうなヤニックは角に、僕は彼の横、3人のミュージシャンは横並び。


リハが一苦労、この日はバルカンやクレズマーなどのトラッドやメンバーのオリジナル中心、
ヤニックを除いた皆とはベリーダンスの公演で共演しておりその日のレパートリーはいいけど
追加された新曲が、ぎょええ、難しい変拍子のオンパレード。
まあやるさな。


演奏前に振舞われたパスタ、やたらにうまいではないか、食いしん坊が多いので楽しい会食。
開演時にはお客さんは限界ギリギリを通り越して馬鹿みたいに詰まってきている。
演奏者の最前列には共演したベリーダンサーのお姉さんたちがすらりでこれまた盛り上がる予感。
1曲演奏して、ああもう無理だこんなの座って演奏してられっか、てなわけですたんだっぷ。
ヤニック以外はみんな立って演奏することになった。
目の前ギリギリの場所でたきつけるベリーなネエ様がた、立ち見は飲めや歌えの大騒ぎ、
とにかくお客のテンションが爆発的に高い。室内の空気が引火するかというほど。
1部に激しい曲を集めてやって、2部は比較的しっとりといた曲を。
それでも反応はビビッドで盛り上がるんだわこれが。
ああ、思い出すのもアレだけど我が真後ろで二人のヘビースモーカーの外人二人が
演奏中ずっと大声で話しながら煙草すってるんだわ、
煙は演奏中マジで辛いしだいたい演奏中になんで話することがあるのか、それもずっと。
あったまにきて後ろ振り返り、どっちかにしやがれこのボケ、俺ははっきりモノをいうぞ、と
怒鳴り散らしてしまうが、まあしょうがない。
それより都丸君のソロ中だったのでそれが申し訳ない、ごめんなさい。
それが気になっていて気もそぞろだったのもあってか、都丸君のオリジナルで難曲のコッペリア
複数の変拍子が華麗に組み合わさるこの曲、ボロボロになってしまった・・・。
ああ申し訳ない。
それでも最後はばっきばっきで決めて終了。
なんか最後に変なクリスマスソングみたいなのやったような気もする。


終演後はそりゃあクリスマス大宴会でして、
この見せはただの立ち飲みじゃない、鹿の煮込みに鹿の骨付き肉のロースト、
んでもって僕の大好物鶏の丸焼きローズマリーってやつまでのご馳走パラダイス。
酒の進む進む、たまらない。

誰もやらんのでワシは鹿の骨を受け取り関節のところでバキバキと折り獣のように食い散らす。
だってこれが一番ウマイ食い方だもんな、以降フォークもスプーンも使わない野獣食い。
夢中になって飲み食いするのは本当に楽しい。
そんな宴たけなわではあるが京都大阪間の終電は悲しいほど早いので急いで食いあげて
礼を述べて必殺手段タクシーで京都駅へそこからJRの終電にギリギリ乗り継いでセーフ。