狂い録音と映像鑑賞

daysuke2007-10-22

昼間に久々のノンビリを味わってから夕方出発。
最寄り駅で降りたら自転車のパクヤンとジョバンニたちにバッタリ。
こういう出会いに満ちているのが面白いBXL.


突然誘われてブラックライトオーケストラのダニエル邸で録音。
数型は旧モデルのHDレコーダーでミシンの横でレコーディング。

マイクスタンドわざわざもって行ったのにホルダーが合わなかった・・・。
MD用のマイクををぶち込んでロックボーカル用骸骨マイクのフェイクもサブで。
この人、機械関係物凄く要領悪い。
しかもデモCDを聞きながらレコーダーに録音って・・・。
センス良けりゃいいが基本も無い・・・。
まあ言われるままに録音。
それが・・・。


美しい「光の川」というバラードでtuba重ねるのは良いが
「左手でやってくれ」って。
下手糞に吹いてくれってことね、了解3割減で吹いた。
その次は高い音で。tubaでかよ・・・。
最後は「変態去勢歌手風で」って、tubaでかよまた。
金持ちでコロラチューラソプラノ歌手憧れて録音した何とかっておばちゃん風。
最後に聞くと音質も演奏も台無しブチコワシにしか思えないのだが
ダニエルは爆笑しながら「最高最高!」と超ご機嫌。
あのお、メンバーとエンジニアに超ダメ出しされると思います。
時間の無駄かと。
しかしクライアントの満足は宝です、サー。


それが終わったらまたしてもご近所へ。
25日に急にライブすることになったアトリエmommenへ。
ここのマスターのフレッドは痛く僕の演奏をきにいってくれてなにくれとなく
日本橋ツアーにてこ入れしてくれた、働き者のナイスガイ。
いつものようにスープをご馳走になってさっそく彼が作ってくれたという映像作品鑑賞。
僕のソロ、エフェクター使っているのがそのまま映像に反映されているかのような非常に楽しい。
カンジのダンスや未編集ながらも大迫力の日本橋最後のステージレシクラのものまで。
こんなことをやったのだなあ、ああ、先に帰ってしまった人は遠いなあ、とか。
マチュー、レジス、ジムも訪れて何度も作品を見る。
何かが転がっていくひととき。
今回のツアーは本当にはじまりだ。
これから何かが起こる予感。


次のライブの打ち合わせもして帰途へ。
マチューを落として車は中心街へ。
レジスとジムが何かフランス語で言い争っている。
理由はよくわからないけどなんとなく肌合いで感じる。
ジムの悪乗り。
で、まあ場も収まるかとベルギーで有名なバーarchducへ。
ここは今年で70周年とかで美しく。
ジムや他daysukeファン(?)が演奏してくれとやかましくてかなわないので
しゃあなしにソロ披露。
いうなれば新地や銀座のくだけているけど有名なバーに訳の分からないカラードがやってきて
いきなり演奏。
雰囲気良いはずない。
こちとらもやる気出せずやりにくく。
とりあえずやるだけやって、ベルギーに来て一番気分悪くなったので帰る。
いくら褒められても気分良くはならない。
そこに魂は無いんだもんな。
んなもんやった自分が一番悪い。
歩いてでも帰るつもりが引き止められ車に詰め込まれて送られかえってダウン。
こんな日もあるさ。
しかしこの町や人を嫌いになることは無い。