ホームセッション@pakyanハウス

daysuke2007-10-17

起きると雨、久々だ。
ベルギーの天気が戻ってきた、と嘆く住人たち。
どうもボリショイズの二人はジムたちに誘われてオスタンドの海に行くらしい。
あそこは魚介がうまいらしくてうらやましいが、こちらは夜のセッションの約束があるのでいけない。
悔しいが断念。


昼間は寒いので篭っていた。
夜に活動、寒いのは変わりないけど。
メトロに乗って知らない町へ移動。
BXLは少し外れたところ。
駅を下りた瞬間に拳銃で完全武装した警官が小さな駅にいっぱいいてびびる。
表に出ても警官だらけ。
パクヤンが迎えに来てくれるまでやな感じだった。

このあたりにはサッカー場があって今日は試合。
フーリガンや熱狂的ファン対策で暴動鎮圧部隊も出てるって。
やはり欧州でのサッカー熱は日本とは違う。


家に行くとまだほとんど誰も居なくて歓談。

彼らクラッピーミニバンドは3月に来日する。
そのお世話関係を僕がやるのでその詰め等。
非常にパクヤン初めみなインテリなので英語がかなり高度で
相当集中しないと聞き取れない。
ちゃんとした事務のことなのでなおさら。
そうこうしてビールを飲んでいるとミニバンドのメンバーたちも
あつまり、さらに友人たちと見られるミュージシャン、ヤニックらも登場。
色々とセッティングをする。
グランドピアノ、フェンダーローズまでは分かるがドラム2台、
ギターアンプにボーカルアンプ、ホーンも数人。
いくらでっかい家だからって限度があるでしょ。
しかも開始時間は夜の11時越えてたか。
普通の隣接する住宅地のど真ん中。
ありえん。


ここから信じられないような深夜のホームセッションがはじまった。

もう説明なんか出来んわ。
基本家主であるパクヤンとジョバンニの鍵盤中心だが、ヤニックはギター弾くし
ニコはピアノ弾くし(うまい)、やってるとどんどんどんどん人が増えて
最終的には15人から17人くらいの巨大なバンドになっててそれが3時間か4時間ぶっ続けで
即興演奏するんである、それもかなりの音量で。
最初1時間半くらいはぶっ続けで参加したが、こりゃいかん、と飯食いに行ったり酒飲んだりして
また戻って演奏してた。
そのうち見るだけの人も沢山やってきて、どこから情報は集まるのか、とにかくパンパンでした。
グレッグ、ダニエルら並んでホーンチームも圧巻。


そのうちジム率いるボリショイズチームも到着。
ありったけの酒が出てきた。
こちらで珍しいハードリカーのオンパレード。
グラッパの赤を飲み干しウーゾの一気飲み大会、チェイサーがウェストマルっておかしい。
かなりふらふらになってきてお先に帰ることに。
このセッション、クラッピービッグバンドって名付けた。


サンジルに戻ったけどこの夜でデグルチーニはベルギー最後、ある程度飲みに付き合ったけど
明日は見送りにも出る予定なので一人で途中でダウン。
それでも4時くらいにはなってた、バタンキュウ。