コンサート直前キャンセルされ、寿司パーティー

daysuke2007-09-23

トラブリーな一日。
結構ショックだったので思い出すのにも一苦労。



今日はブリュッセル市内は年に一度の特別な日。
ノーカーデー、私用車の通行が全面禁止されるのだ。
バスやトラム、警察に救急車、タクシーなどは走っているものの
普通は車は走行できない、
ではミュージシャンや引越しなどどうしてもという人は役所に1ヶ月以上前に申し込むといいらしい。


快晴の町に朝出ると、本当に町が静か。
自転車の姿が目立つ、スケボーが道路の真ん中を走っている。
ベルジャンに聞くと「本当に良い日だよ」と答える。
便利さよりも心地よさを選ぶ彼ららしい意見だ。


昼に皆集合してきて、パレードの準備。
今日はそこらじゅうで路上パーティーが行われていて同居人のデルフィンのお導きにより
ぶっきら兄弟選抜特別編成で市内をパレード。
すぐ近くのスパニッシュ系パーティーらしい時にトライ。
子供鉅人たちは派手な和風の仮装(カンちゃんは超美形!)に一瞬引く彼らも大拍手。
往年昭和の名曲やあれやこれやをちんどんファンクでかます
帽子まわして小銭集めて次へ移動。
シモネタ番長セネガル人の友達ジムがケース持ってくれて楽に移動。
今度は大きな坂の中ほど、ここも結構でかい集まり。
突然やってきてどかんとかます
これが大受けで、ケーキやワインなどを頂いて満足。
一人大興奮でついてくるおっちゃんもあり。
三つ目はサンジール目抜き通りのカフェとカフェのの間。
またもかまして演奏、拍手頂き小銭頂く。


僕はここで自分のライブがあるのでおいとま、急ぎ足でカフェschaffに向かう。
最後の場所から近いので助かる。
週末なのでカフェはたいそうな賑わい、主人を探してライブの話を聞こうとするとなにやら雲行きが怪しい。
短くまとめると、今日のライブは出来ない、ということを言われた。
先月に一度演奏に来ているので顔も知っており、結構親切な人物だったので悪意は感じない。
彼の言い分では我らがオーガナイザーには出来ない旨を何度も連絡したが返信が無かったということ。
慌てて今日参加してくれる予定のミュージシャンたちに連絡。
今日はノーカーデーでただでさえ移動が大変なのに集まってくれたのだ、それを・・・。
まずはリン(vo)がやってきて話す、主人とも話してくれすぐに理解してくれた。
無理やりライブなんてしたくないのだ。
続いて我らがオーガナイザー氏、彼と主人が話した後には又話が違う。
彼曰く、店側が勝手にキャンセルした、キャンセルの連絡など一度も来ていない、という。
真相は、分からない。言った言わないは水掛け論だ。
ただ出来ないという事実だけがあるだけ。
正式な契約書も取らず、人にブッキングしてもらっていて自分が悪い。
安易に口約束などを信用した自分が馬鹿だった、と思うしかない。
ただ、今回初めて最初のブッキング以外は全部自分でやっていた、
チラシをつくり(これ自体楽しんだけどね)自力でメンバーを集め、考えて準備したソロライブだっただけに
非常に、非常に残念でしかたがない。
今日のブッキングに関与した人間の全てを、今後は安易に信用してはいけない。


もう申し訳ないのかたまりになるしかないのがこの後で、
パクヤン(toypiano)とジョバンニ(p,ds)、かなり遅れて登場のニコ(g)には謝りまくり。
せっかく来てくれた、それ以上に物凄くお互いの音楽を純粋に楽しみにしてのに、
マジでマジで残念至極。
しかしこの話題を肴にビールを飲んで皆で会話は弾んだ。
みな僕よりもぐっと若い、わざわざ英語に切り替えてくれてありがたいが、ベルジャンにしては
かなり流暢過ぎて、苦労もしたが盛り上がった。


この後パーティーがあるということで皆を引き連れてミクさんちに向かう。
途中で買出しに来た日本人たちや地元の友達多数にあって合流。
予想よりかなり多くなってしまった、申し訳ない。
日本人数人の誕生日パーティーサプライズ、さらに寿司が出る出る。

手巻き寿司パーティー自体が久々でちょっと頂いて満足。
あちこち話し歩いて、どんどん人口密度の増える室内。
もともとそんなにパーティー人間ではないし、人間増やしたの僕でもあって、
一番最初に退散組に参加。


途中ででぐっちゃんと小腹減ったなあ、いう話になって
フリッツの店通称「アゲモニア」というコンテナによってべろべろのジモティに混じって
フライドポテトに名物カルボナードソース(牛肉黒ビール煮込みシチューみたいなの)かけてもらい
家に帰ってゆっくりベルギービール飲みながら話して早めに就寝。