コラージュ、子供鉅人公演鑑賞

今日もライブなし

23日の突然決まったライブのフライヤーを自分で作ることにした。
なんでも人任せはよろしくない。
しかし絵を描く技術もプリントアウト設備も無いので一番原始的なやり方で。
そこらへんの絵とか字とか紙を切り貼りしてコラージュすることに。
隣に居たデグ氏も乗ってきたので二人でちょきちょき。
とりあえず切り揃ってきたところで糊が無いことが判明、買い物に出かける。
ついでに近所にあるリサイクルショップでも覗こうかと赴く。
途中に突然路上移動遊園地、メリーゴーランド出現。

乗り物の出来が良くて驚く。

ここには僕はチョコチョコ来ているがデグ氏は初めて。
とにかく巨大、モノ多数。
デグ氏、大興奮である。

インテリアに少しでも興味があり古着やアンティークに興味があるならここは宝の山。
日本向けに僕はシャツを購入、3ユーロ。
彼は皮製の大きく立派なスーツケース、日本だといくらするか分からないくらい高そうだが
ここではたったの2,5ユーロ。
隣のおしゃれ古着屋でも試着を繰り返す彼であった。

危うく本来の買い物を忘れそうなあたりで脱出。
文房具屋へ戻る、このあたりはオルタ美術館などもあり町ごとアールヌーヴォー。
英語の通じる親切なおばさんが居て楽勝買い物。
戻ったらすぐに糊で貼り付ける。
自分のは･･･、ひどい。

デグ氏は来る日に備えてボリショイズのものを数点。

夕方まで色々作業して夜には子供鉅人の公演二日目を見に行く。
宿からシネマまでトラム一本で済むのは楽、迷わず到着。
昨日より少な目の客。
会場の異様さに慣れた目で見ると集中力を保ちにくい。
劇場のオーナーが役者の隣でビデオを取るのとか、散漫にならざるを得ない。
終了後はカンジのダンス。
集中して見れないと面白くないので途中で帰ろうと思っていたのだが音楽が昨日よりよく
ダンスも良かったので最後まで見た。
終わったあとはマチューの映像作品を奥の映画館で上映など。
在留邦人サチヨさんなどと飲んで会話。
終わったら演奏者であるニコとヤニックに車に乗せてもらって帰宅。
明日の深夜にあるというセッションに誘ってくれたので行くことにする。

なんだか腹が減ったのでスナックへ行く。
このスナックというのはベルギー中にある軽食屋のことで
大きなバゲットにフライドポテトなどを挟む「機関銃」というあだ名のサンドイッチやピタなどを
深夜まで売っている。
こちらのジャンクフード、とにかく腹いっぱいになる。
まだ2回目でよく分からないのでメニュー選びににらめっこ、ソースは何にするか、で
サムライ（こちらでよくある辛いやつ）を頼むと向こうでクスクス笑い声。
ヤブリンコとミチさんが二人仲良く夜食中だった。

(ちなみに写真は家のどまん前の市役所をバックに撮影)
彼らはオフで海辺のオステンドに遊びに行った帰り。
ミチさんは憧れのデルヴォー美術館で感激のあまりウクレレを置いてきてしまったらしい。
そういや劇団の若い子はパスポート取られてた･･･。
大丈夫か、みなさん。

かえって少しビールを飲んで機関銃を平らげ、昨日から1回に移動した寝床でぐっすり休む。