パリ脱出、ブリュッセルへ

daysuke2007-09-16

ばねの痛いマットレスの割に長時間寝れたのは疲れのせいもあっただろう。
おかげさまでよく休めた。まるまる8時間は寝ていたか。
起きると広い楽屋には数人の人。
くだらないパリ野郎までいやがる。ブルー。
とりあえず茶でもしばこうか、と外に出ると日曜のためほとんどの店が閉店。
一軒のバーを見つけて茶会。


戻って適当に昼頃まで片付けなどをして時間を過ごし三々五々集まってくるメンバーと合流。
階下のカウンターで簡単なブランチを頂く。フランスパンはうまい。
非常に天気が良い、ベルジャンはすぐに脱ぎだす。
 
1時にほぼ皆集合し今日の日取りの打ち合わせ。
これが相変わらずまとまりに欠ける。
面々の中にはパリ観光したくてウズウズ、という顔をした人も多数。
僕はあまり興味が無いし、なにせ時間はそれほど無い。
知るならば腰を落ち着けて過ごさないと、という派なので今日に興味なく、
すぐにでも帰りたい人、という募集に一番に手を上げる。
なかなか定員ならず、これでは車が出ないという、なんかやなお予感もするので
はっきりしない意思をまとめてどうにか定員に達し黄色いシトロエンのノエの車で出発することに。
荷物の積み込みの際にも少し違和感があるが、まあ自分のは確保して乗り込む。
日本人はきよえちゃんとばぶちゃんと僕だけ、後は運転手ノエにistのマルタンとトゥルネーからきた
ピーターというおじさん。


きゅうきゅうの前席に暑苦しいベルジャンおっさんらが乗ってくれたおかげで後ろは小柄ガールズと僕だけ。
非常に快適な帰途。
途中でピーターが色々話しかけてくれる、彼はどうも日本のアンダーグランド音楽の生粋ファンらしい。
80年代からの話をし、その頃に日本から通販で買ったというコニーという岐阜のアーティストのテープを
かけてくれる、これがたいしてドライブにはあわないもので、時折悪しくも渋滞につかまる。
日曜渋滞らしい、ここら辺から車の調子も非常に悪くなる。
車内の温度が上がりちょっとまずいなあ、という顔のノエ。
なんとかベルギー国境を超え、市街地へ向かうにつれ速度が落ちてきた。
高速を降りて坂ばかりの我らがホームタウンへ向かうときには息も絶え絶え、
自転車くらいの速度で坂を登ってなんとかかんとかエリック邸へ。
荷物を降ろし各人に挨拶を。
広大な屋敷の中に一人で、非常に落ち着く。
今日はミチさんのトイポップライブがあるのだが、所用多数でいけず。
数日振りにネットが繋がって、祖母の死を知る。
なんともいえない気持ちになり、なかなか寝付けず。