東京アウト@池袋バレルハウス

daysuke2007-07-14

東京アウト:後藤篤elc-tb 佐藤帆ts 高岡大祐blowbass 宮川剛ds,elc-per
guest:かーくんas 山本達久ds


後藤篤率いる東京アウトバレルハウスでの2回目のライブ。
この日も前回同様ベーシストの山本よしたかさんにアンプをお借りした。
ご自身も仕事があるということでギャリアンクルーガーの180wというもの、
いささか小口径なのだがパワーがあって驚く。
しかし口径の小ささゆえに少し迫力不足なのでお店においてある大きなキャビネットをお借りした。
表面に六亡星が入っていてかっこいい。
これで音はばっちりに鳴った。


なかなか連絡がつかずで心配だった佐藤帆はなんと本番の直前に何とか到着して皆を驚かせた。
前回より大入りのお客さんの中でライブ。
流れも決めずに基本的にはファンクな即興。持ち曲がこの中に入っていく。
結構音量の大きいバンドなのでエフェクターのコントロールが難しい。
暴走するのに任せたりもしたが後半は使用率を下げてみた。
前回のリハで試した繊細かつ有効的なリズムによるアプローチは音を立てて崩れてしまう。
エンターテイメント的に勢いや場の乗りを重視した場合は、ああいう実験的アプローチは
しづらいこともよく分かった。
となるとなりふり構わずダンスミュージック。
帆君は体調不良のようで大変そうだがファンキーに鳴らせてくれた。
宮川さんは、凄いわ、音の立ちが違う。
スネアの打面の裏全面にフェルトを貼って恐ろしくミュートしていたのだが
それでもピシパシと鳴る鳴る。
今回初めてお目見えしたヤマハの物凄く小さいドラムキットで大活躍だ。


後半は最近上京してきたぶっきら兄弟で一緒のかーくんの飛び入り。
大阪の仲間にこういうの見せるのはなかなか無い機会。
エネルギーとテクニックで押し捲るものは東京でのほうが多い。
アンコールでは見に来てくれていた達久君にも参加してもらった。
こういうファンキーものやるのは珍しい彼だが宮川さんとのコンビは
聴いていてとても刺激的だった。


飲んじゃうのよね、こういう夜は。
とても楽しいバレルの夜。