地中池@京都アヴァンギルド

daysuke2007-05-30

宮田アズミbass 瀬戸信行cl ワタンベds 池田安友子per ウエッコg、高岡大祐tuba
Charles Ferris (tpt)阿部万里江accord 亀田真司as,bs 下村ようこvo
タイバン:イノウラトモエ


京都に3時入りってのは結構早し。
1時台には電車に乗り込みおけいはん
三条駅で瀬戸さんと会って一緒に店へ。
ぼちぼちそろい始めたメンバーとセッティング。
PAは古馴染みのもいっちゃん、京都天渋で一緒だった。


この店はルームリバーブがかなり凄い(というかきつい)ので音作りに苦労する。
ましてや大編成、初ライブ。
音量差の激しい楽器編成だとこういうところが一番大変だ。
あーでもないこーでもない。
なるべく音量が上がらないように配慮せねばならない。
サウンドチェックに終始しリハはそこそこ。
あきらかにある方向から聞こえ続けるドローンのようなノイズが気になってしまうまま。


タイバンのイノウラに明け渡してワタンベ氏と二人で食事へ。
団体行動がどうしても苦手で身動き鈍くなる前に動いてしまう。
近所の王将はビール大瓶が315円という破格値でここに決定。
どうせ観光地なのでうまいもの探しに行くのが面倒なここら。
乾杯してたら後のメンバーも偶然やってきた。
一人千円で腹いっぱいでほろ酔い。


戻るとすぐにイノウラトモエのショー。
http://www.inouratomoe.com/
太陽のようなウラさんに一見ガリ勉タイプのイノウエさん、東南アジアの引きこもり(失礼)といった感の加納さん
三人から出てくるサウンドは非常に興味深い。
もともとはクレズマー/ロマっぽいサウンドからラウドでないプログレ、といった感への変化。
曲が簡潔なのも良い。
女の子三人というのがニクイ。
バンドメンバーの役割がはっきりと別れていて好ましい。
最後の「ハバナギラ」に至るまで満面楽しんだ。


そして我らの出番。
全15曲中僕の出番は8曲だけでかなり気が楽、のはずだった。
が、やってみると知ってるはずなのに忘れてた、曲の難易度が結構高いので
リハを重ねたのにしてもかなり譜面から目が離せない。
おおまかにサウンドの質は編成で別れていて、京都勢中心のものはメロディー美しく
のびやかで軽やかめ、即興度合いは低め。
それに比べると、僕やワタンベが入っているセットは明らかに即興度濃厚で
僕が出るところは仕事が「変態さんいらっしゃい」(僕の誤解だったろうか?)
演奏中にこのキャラの違いが際立っていたので、あ、そうか、と思い立ち、
思いっきりかぶかせて頂いた。
キチガイの振りというのは気が楽な商売なりけり。


タイバンなのにインターミッションがあるというほど曲が豊富で
ラストのほうは飲めや歌えや的なロマロマな流れで一同盛り上がる。
どかーん、とアンコールも頂いて幕。
メンバー一同終演後も大いに盛り上がる。


京都から大阪の終電は早いのが残念。
終電のおけいはんにワタンベ氏瀬戸氏と揺られながら音楽談義などで帰る。


(そういえばアヴァンギルドの楽屋には大量のシングルレコードがある
 なんだろ?写真はそれ)