谷町激震!!!!!!!!!!!!!!!!!!!@【伽奈泥庵】

daysuke2007-04-15

ドラびでお(from山口)
0,03(from韓国,東京)
高岡大祐(from地元)


あの超弩級のド迫力超パフォーマンスで話題のドラびでおが伽奈泥庵に帰ってくる!
全ての人の目を奪う超オモシロビジュアルサウンド
1stDVDが著作権侵害名誉毀損猥褻物陳列罪、図画法違反等の
DVDで考えられる法律すべてパーフェクトに触れギネス級の違反物と賞され発売直前に絶版される、
というとてつもないイワク付の驚異!
迎えるは日本人バンドで初めて韓国のロックシーンに切り込んだ異色ギタリスト
佐藤行衛率いる即興ユニット0.03(ポイント・ゼロ・スリー),
そして常に旅と演奏をともにし、歌いながら吹く「吹き語り」という変態tuba吹き高岡大祐


見逃せない
絶対見逃せない
見逃してはいけない

                1. +

上記のように告知していたこの日。
久々の主催イベントで仕事が多い、急いで名古屋から近鉄特急で帰阪。
後で聞いたが三重県中部で大きな地震があったのは電車の中。
まったく気がつかなかった。


大阪に着いたら急いで準備整える。
タイムテーブルの書き出し、コピーなど。
伽奈泥庵に入り機材のチェック。借りてきてもらっていたドラムセット、
スネアが足りなかったので足りないときのキャスバ頼み、近所のスタジオにお願いして
貸してもらう。
0,03メンバーとドラびでおこと一楽さんは昨日から一緒に大阪入りしていた。
搬入手伝い、挨拶。
セッティングの位置きめが少々難しい。
スクリーンになる壁の下手にドラムを配し小上がり席を0,03用のステージに。
モニタースピーカーは左右に極端に振ることで何とかなった。
まずは0,03のセットとチェック。
チェロのモリシゲさんはナチュラルにコンタクトマイクからの音で非常に楽。
佐藤さんはテーブルギターは店の小さいギターアンプで。
テルミンや小物なんかはPAから直出し。
voのヒグチさんが結構大変でエフェクトを通したマイクというのは大抵大変だ。
今回はPAオペは僕がやることにあったのでいろいろと調節する。
このトリオは全編即興なので曲リハはなし。


ドラびでおはさすがに手馴れたセッティング、ドラムの横にpc、長いケーブルで
持込のプロジェクターに接続。
ずっと前にやってた頃はたしかドラムにセンサーか何かがついていたが今はそれがない。
(だからと思うけど客の中には映像に合わせてドラム叩いているだけと思っている人が居るみたい)
こちらはあっさりとOK。
ミュージシャン皆さんに食事休憩とって貰っている間にもいろいろと小間使い。


なかなかいい感じでお客さんが入ったところ、25分押しで開始。
最初は僕から。
ウォームアップもチェックもしてないけどマイクだけ用意しての「吹き語り」
例のtuba吹きながら歌う奴です。
後に控える各氏のことを考えると生半可なことあっても太刀打ちできないし
自分のやっていることの中でもっとも馬鹿馬鹿しいオリジナルのこれだけで勝負。
勝負?誰に?
やっぱこれは喉に負担かかるなあ〜。
しかしわろてもろてなんぼです。
25分ほどやって終了。


お次の0,03.大阪初登場。
ギターの佐藤さんは前にこのお店に飲みに来たことがあってそのご縁でライブ。
僕はミキサーにべったりでPAを。バランスは取ってあったからほとんどいじることはない。
よくオペやる人が演奏中にボリュームを上げたり下げたりするけど、アレは大抵邪魔だ。
それを把握した上でこちとら演奏してるんだから、となる。
危険になる以外は許容するしかない。
佐藤さんに渡されたデジカメの撮影もやる。
演奏は結構暗黒なインプロである。
初めてインプロ見る人だと結構引くかもしれない。
佐藤さんの(良い意味での)馬鹿馬鹿しさも少し薄れて見えるかな。
ギターの上で怪獣対決してるのはおかしかった。


そして大鳥のドラびでお
この至近距離で見れるお客さんは幸せである。
これにかんしては多くは語らないぞ。
見た人だけが知りえる類のものだ。
映像に釘付けになっているときにふと一楽さん見るとこれがまた凄いドラミングを
馬鹿馬鹿しいほどのパワーとテクニックで叩きまくっているのが見ごたえ。
ああすげえ。
PAのボリュ−ム、実は限界まで上げておいた。
もし音量の苦情で警察が来たら僕があげられようとおもっていて
演奏中に扉が開くたびに「やっと来たかあオラァ」みたいになったんだが
幸いにもこなかった模様である。
やっぱ適切な音量とか見せ方って、ものによってあるもんね。
大迫力にしたいではないか。
しかしこのくらいのものだと見聞きするのにもごっつい体力がいること判明。
旅の疲れと究極の空腹を実感した。
おまけ演奏や映像までついて大変贅沢だった。
これにて幕。


お店で皆が歓談している間に僕はスネアを返しドラム片付け清算しあれこれなんとか。
なんとかいろいろと無事に格好もついたようで主催何より。
本当はもっと厳選して打ち上げ会場を選びたかったのだがこの時間この場所あたりでそうも行かず
伽奈泥庵ライブのときにたまに使うお店に移動。
安くて盛りがよいのが大阪、ってくらいの店なんだけど
それにもましてこのメンバーでの会話は相当刺激的。
これだけでもやった甲斐があるというくらい楽しかった。
一楽さんは特にカツモクすべき人である。
たっぷり飲み食いして幕。
軽自動車にパンパンに乗り込む皆さんを送ってお見送り。
僕は一人も店に戻り御礼を言ってから一人チャリキで帰途へ。
ふーらふらであるが体力のために夜食の食材を買い込み料理して食って泥のように就寝。