ボリショイズ@梅田ハードレイン

daysuke2007-03-11

ボリショイズ:アルコ・デグルチーニg,accord,vo 高岡大祐tuba ワタンベds
guest:yannick dupont(ds,pc)ツボイg


イベント出演のボリショイズ。
ココ最近大阪での出番が多いご近所バンド。
デグルチーニ氏はご存知デグルチーニの首領、ワタンベ氏はトウヤマタケオ楽団など。
ここに僕とベルギーからお越しのヤニックさんとぶっきら兄弟でご一緒のツボイさんゲスト。
ええ年こいたオッサンが集まって明らかに妙なガレージパンク。
デグ=サル ワタンベ=ゴリラ 俺=クマ
壊れかけのオンボロベコベコが部品巻き散らかしながらオーバードライブする。


まずは梅田でヤニックと待ち合わせるがまず彼の携帯が不通。
待ち合わせに少々梃子摺る。
彼とは毎日の様に一緒にいるが今日はちょっと体調悪そうだ。
会場まで急ぐとまだメンバー誰もいず。
セッティングの前準備だけでもしておく。
他バンドのチェック時だけでももう空気の悪さが自分的に限界。
音もでか過ぎて長時間中にいることが出来ない。
メンバーそろったらセット。
ドラムは隣接して並ぶ。
僕は久々に修理から上がってきたマイクを使える。
やはりこれが一番調子が良い。
ここで問題発生、ヤニックがpcの電源を持ってくるのを忘れた。
あわててポコペンに電話して届けてもらう手配。
チェック時にはツインドラムのみにセット。
どうもエンジニアとの意思の疎通に苦労するのでチェック難航。


チェック済んだら表に出て空気を吸う。
これは直前まで入れそうにない。
当たりぶらつき学生時代によく行った正宗屋に行く。
揚げ納豆という珍しいメニューがある安飲み屋だ。
最初はメンバーだけで飲んでいると後から後から人がたくさんやってきて
大宴会になる。
こうなると煙草の煙がもう無理になってきたので一人で退散。
これはもうしょうがない。


お気に入りの古着屋をのぞくと相変わらず無茶苦茶な値段。
アンコールワットのイラストのTシャツを着替え用に80円で購入。
ぶらぶらして会場に戻るとイベントはやっているのだが
なかは空気も悪く人が多すぎて入れない。
この日に限って大阪は寒い、特に店の前だけ風が吹く。
でも入れない、無理。
出番ギリギリ前まで外で粘る。


一番前で煙草を吸おうとしていた人にだけ事情を説明して止めてもらう。
しょうがない、病気もちなんだからなあ。
初めての場所ではカマしてしまう悪い癖発動。
久々のこのマイクだから使える管体ノイズを巻き散らかしスタート。
最初は3人だけで。アコーディオン曲2曲連続。
ここのところリハも入っているから構成は壊せるだけ持ってる。
細かいことは言わない。
こんなものは見たことがない。
自制しないノイズが自らの意思を裏切り漏れいずる。
それよりも圧倒的なスピード。
ヤニックとワタンベのツインドラムは凶暴な獣の狩のようだ。


1曲だけツボイさんゲストでギンギンのギターソロかましてもらっているところで
ワタクシ問題発生。
もしや、と思ったが直したてのマイクのラインがブッチ切れた。
狭い店内のどこかに引っかかったか・・・。ショック。
こんなときに限って余地が働くのか予備のマイクを用意していたので
さしなおしてやり直す。
うーん、コンデンサーマイクは迫力に欠ける。
なんか細いんだよなあ、そうじゃなくて役立たずくらいに太いほうがいいんだが。
それは気迫でカバーするとしてさらに柄が悪くなる。
最後まで走り続ける。


終わったら全員汗びしょ。
空気の悪さと音の環境の悪さに全員表に出る。
片付けの合間に来てくれた人たちから声を浴びる。
ボリショイズ、やるごとに知らないものになっていく。
覚醒したまま熱くなる感じ、楽しみだ。


終演後、居場所ないのですぐに各自退散。
自分は一人で帰宅し遠来の客が伽奈泥庵に来ているので顔を見に行く。
するとハードレインで見た面子がたくさん、こちらでの打ち上げとなる。
ほどなくボリショイズが全員揃い気勢が上がる。
いつになく興奮気味のメンバーと談話。
なんとなく喉の調子が悪いと酒が進まないのでプアール茶だけで宴会最後まで過ごせる。
これもまたいい。
結局たたき出されるまで店にいた。
体の調子は良くないが充実した一日だった。