ボリショイズ@PIPE69 5TH ANNIVERSARY 7DAYS PARTY

daysuke2007-02-17

ボリショイズ:アルコデグルチーニvo,g 高岡大祐blowbass ワタンベds Yannick Dupont:laptop


名古屋からあわてて帰ると大阪は雨だった。
急ぎ旅荷物を降ろしてリハ会場へ。
途中でヤニックと待ち合わせて合流。
いつもリハでお世話になっている某場所でスタート。
今日は出番も短いということでデグルチーニ氏は楽器はギターのみ。
ヤニックはpcにMIDIキーボードつけて参戦。
ヤニックは楽曲のノリにあまりかかわらず自由にやってる。
その感じが凄く良い。
まるで汚れたロックンロールオルガンのような、狂ったサウンド
1時間強おさらいをして今度は徒歩でライブ会場へ。


会場ではまだリハは始まっていず我らが最初。
僕はマイクを借りベルに突っ込みそれをマイクプリ経由でベーアンに。
ちょっとハウリやすいのが玉に瑕だがコンタクトマイクの調子が激悪なのでこれで辛抱。
ヤニックはまるでキーボーディストのように位置。
嵐のサウンド


休み時間にみんなで食事。
デグルチーニ氏お気に入りの北海居酒屋へ。
スナック程度の大きさ、おばちゃん一人で切り盛り。
鍋や魚をつつく。
ヤニックが調子悪そう、昨晩のみすぎたらしい。
こちらはここらへんで旅の疲れが一気に出てきた。
都会ショック、いや久しぶりに大音響のライブだからか。
PAすら使うの久しぶりだもん。


とにかくこういうときには食いまくるのである。
酒は立山春鹿とは大阪では渋い品揃え。
春鹿を頂く、うまい。
こんだけ食い飲み散らかしたわりには安かった。


小雨交じりの中会場に戻る。
すでにイベントは始まっていて猛烈な音響。
逃げるように楽屋へ。
あまり落ち着く場所もない、人も多い。
この近日からいって凄い落差。
ちょいちょいしたら出番到来。
ぼろっちいが気合は十分である。


暴虐のサウンド
昨日までの俺はどこに行ったのか。
吹いてないときは嵐のようなハウリングも気にせず
荒れ狂う音に追随。
ヤニックは気狂いオルガンと化した。
我らにしては珍しいインプロも容易。
下を向いて一心不乱にたたきまくるワタンベ。
デグ氏が吼える。
ラスト前には久しぶりにtubaのベルに顔を突っ込み絶叫。
けして頭が飛んでいるわけではない、
ベースの役目、覚醒したまま発狂する。


中部ツアーとはまったく違う汗のかき方でビショビショ。
気持ちが良い。
あれも僕だがこれも俺だ。


客席に戻ると知人友人の顔多数。
そして見知らぬ非常に柄の悪そうな白人男性二人から声をかけられる。
「you fuckin' ass hole tuba!」
臭い尻の穴のtuba吹きだそうだ、光栄。


ただもう疲労の限界で理由は違えど同じくぼろぼろのヤニックと一緒に
挨拶もそこそこに会場を逃げ出し終電で帰宅。
くたばる。