New Orleans Electro@荻窪ROOSTER

daysuke2006-12-06

NOE:辰巳光英elc-tp 後藤篤elc-tb 高岡大祐blowbass 岡地曙裕ds


久々のNOE。
荻窪ルースターはお初。
こじんまりとしているけど綺麗で感じの良い音楽食堂。
お店のベーアンはハートキーのアルミコーン試用で使いやすい。
揃ってさうんどチェック、と思いきや後藤君がなかなか来ない。
メールは返ってこず電話には何度かけても出ない。
嫌われたか、それとも捕まっているのか、ちょっとブルーになる3人。
だいぶ遅れて夫妻で到着、携帯を忘れてきてしまって連絡がつかなかったそう。
しかも理由は「練習してたので」というまじめすぎ。


心機一転揃ってチェック。
どうも後藤君の音がアンプからなかなか出てこない。
あーだこーだ試してがってん。


ようやく終わって軽く飲食に向かうところは和民。
辰巳さんは和民のプロである。
俺久しぶり。


開けてみれば久しぶりの顔多数でなかなかの入り。
この店の名物らしい店長氏の前説からスタート。
さらにもはや我らには名物になっている辰巳さんのぐだぐだトークへと
引き継がれた。


へろへろへろとゆるい音のインプロからスタート。
地味に盛り上がっていくのだがきっかけが生まれると熱さ倍増。
辰巳さんのエレキラッパはいつもながら見事なコントロールだ。
途中でなんか形が生まれてきたらそれを既存の曲に当てはめていく。
ちょっとした隙に辰巳さんにそれを耳打ちする。


ぐだぐだで、ってわけじゃないけど始まりは何が起こるかわからない、
そこからそのリズムではやったことのないので曲にしていく、という
やり方がこの日多かった。


僕はといえばあっという間に岡地さんともども全身びしょぬれ。
ただでさえきつい循環奏法blowbassを立って踊りまくりながらやるのだ。
無茶苦茶である。
でも面白いんだからきつくても止められない。


休憩挟んでまたしても変な決まらないMCのなかから変な言葉を拾い出して
「やな感じ」ってフレーズが気に入ったので連呼、
それをそのまま曲にするという暴挙。
なんだこれ?言いだしっぺですが。
面白い。
格好の良い英語のフレーズなんて出てこないけど
かの地の音楽もきっとこのくらいのいい加減さと気楽さから
出てきている物だってあるに違いない。
「やな感じ」いい言葉です、ファンク。


なんかこのあたりからバンドのノリは熱くなるわ、
自分の載りは壊れてきて何いってるのかわからない(振りをする、のか?)わ
どうせオイラはキチガイ扱い、それはなら地を出してみましょうか、
あ、ひょい。
すみません、普段からこうなんです。
オメコボシを。
その代わり吹く音は命がけ
削った命を元に濃いスープを作ります。
命の削り節ミュージック。


万雷の拍手、ありがたや。
終演後の酒が猛烈にうまかったです。
次のライブは16日、山梨大聖寺へ。
何かと準備が大変にはなるけれどあそこのみんなが喜ぶ顔が目に浮かぶ。